中高一貫校で聞いたちょっと良い話 (大阪女学院バージョン)


 私、鳥居りんこは中高一貫校の取材をして、もう15年くらい経ちますが

自然と「落涙」してしまう話を聞くケースがいっぱいあって、その数は多分、

日本一多いんだと思っています。
 
 



ものすごくありがたいことで幸せです。

 
段々と、その話をしていくことが私の仕事でもあるよなぁって思いが強くなり

新ブログがスタートしたこともあり「学校で聞いた良い話」を綴っていこうと

思います。

 

今日は第一弾として、どうしてもご紹介したい学校と先生の話を書きます。

 

 ここ何年か連続で出演させていただいた大阪の講演会がありました。

そこで直接、お目にかかった読者さんに大阪女学院に娘さんを通わせていたという

ママがいました。

 

すごい美人さんで、私は「大阪女学院には美人が多い」(北川景子ちゃんもOGですよね)

という思いを確信に変えた瞬間だったんですが、その方のご紹介で大阪女学院の先生と

Facebook上でお友だちになることができました。

 

先生のFacebookを見ていると、今や有名人なのでご存知の方もたくさん

おられることでしょう、女学院OGである山下弘子ちゃんのブログ記事を

紹介しておられて、そこから私と弘子ちゃんの交流も始まりました。


http://ameblo.jp/hiroko2929/  ←弘子ちゃんブログ 「今を生きる」

 
弘子ちゃんは立命館に通っていた19歳のときに突然、胸に激痛を感じ

慌てて医者に行ったところ「肝臓がんで余命半年」宣告をされたのですが、

数度の手術、数度の抗がん剤治療などをしながら、今も(こないだ23歳に

なりました!(^^)!)転移した肺がんと肝臓がんと闘いつつ

いろんな活動をしているアクティブなお嬢さんです。

 

そうこうしていた去年の初夏です。

いつもとっても明るい弘子ちゃんが珍しく凹む(でも、ブログ上では

とっても元気)出来事がありました。

 

抗がん剤の影響で「髪が束状に抜け落ちる」という事態に見舞われたのです。

 

その時です。

先生ご自身のFacebookにこの写真が載りました。
 
 
 

 

傍らにこういう言葉が載っています。

 

「弘子にエールを送る第一弾 

弘子、ガンに負けんなよ!」

 

雷に打たれたのは私です。。全然いけるやん!次は12ミリ。ほとんど変わらない感じなので、すぐに9ミリに。ん?かなりきてるなあ。次の6ミリに行く勇気がなく、今回はここまで。
回話で聞いた「スポーツ刈り金髪おばあちゃん」は、3ミリなんだそうな。段階を踏んだら、そこまでは行けそうだな。
は、見ての通り変ではなかった。なかなかエエ感じやん\(^o^)弘子、ガンに負けるなよ!

一生徒のために、しかも、もう卒業している。

更に言えば、担任をしていたわけでもない、その子のために

坊主になって元気を与えようとしている先生がこの世にいるのか!?

 

嘘だろ?

先生っていっても女性だよ?

 

弘子ちゃんは後日、私にこんなことを言っていました。

「先生の笑顔満開のお顔を見たら、私、なんでこんな(髪が抜け落ちる)

ことくらいで落ちこんでたんだろう?

そうだよ、落ちこんでる時間がもったいない!

先生みたいに私も笑顔満開になろう!って自然とそう思えてきました。

このことはすごく大きかったです」

 

先生は私にサラッと「何が出来るかなぁって考えたら、こんなことしか

思い浮かばなかったん(笑)」と言って笑っておられました。

 

先生の名まえは古口羊子。

 

牧師さんのお子さんです。

 

宗教的バックボーンってすごいなって、全身全霊で神に仕えておられるし

神の御心に沿う生き方を体現しているのか?って

私は「こんなすごい女、初めて見た!」ってくらいびっくりと尊敬の

気持ちが入り混じっておりました。

 

弘子ちゃんのことで言えば、女学院ではこういうことも行われていました。

 

ある日、古口先生とは別の先生がふたりいらして、ベッドの傍らで

弘子ちゃんと共に祈りを捧げてくれたそうです。

 

その時も不安の中にいた弘子ちゃんですが、なんだか、とっても癒されて

気持ちが楽になったと言っていました(弘子ちゃんは特にキリスト教を

信仰しているわけではないです)。

 

大阪女学院は自由闊達で有名で、いわゆる「盆栽を育てる」ことはしていないので

お嬢様学校ではないのですが、根っこの部分に「人に奉仕する」っていう

精神があって、それが「ここぞ!」というときに自然と湧き上がってくる

学校なんだなってことを様々な卒業生を目にしていても、そう思ってしまいます。

 
私立の源泉は「社会貢献をする子を育てる」ことにありますが

それは各私立によってアクセス方法が異なります。

 
大阪女学院のミッションは「喜びを持って、進んで社会に仕える」です。

 
女学院の教師陣が身を持って、そのことを示した一例がこれでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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