中高一貫校で聞いたちょっと良い話(横浜隼人バージョン)


 中学受験生母にとって「全落ち」って言葉は呪いの言葉になるので

考えたくもないでしょう。
 




6年前の2月6日、放心状態になっている母がいました。

 

母の了解を取っているので、ラインナップを載せます。

 

2/1 AM自修館  PM自修館

2/2 AM神奈川大付属   PM藤嶺藤沢

2/3 AM桜美林     PM横浜創英

2/4 AM神奈川大付属  PM横浜隼人

2/5 AM藤嶺藤沢   PM関東学院

2/6 神奈川大付属

 

2月4日の午後以降は当日出願で動いています。

 

合格校は横浜隼人と横浜創英の2校で取れたので、正確には全落ちではない

のですが、母にとっても息子にとっても「全落ち感」漂う入試結果でした。

 

各校、十分に偏差値が届いていても、こういうことが往々にしてあります。

 

悩みに悩んだ末、親子は横浜隼人に歩みを進めます。

 

そして6年の月日が流れました。

この3月、その母からメールを受け取りました。

 

メールにはこう書かれていました。

 

「昨日無事に息子が横浜隼人を卒業いたしました。

中学入試は当日出願の中学しか合格がいただけず、後悔ばかりが残った受験に

なっていましたが、今は本当に隼人に感謝の気持ちでいっぱいです

 

昨日最後の通知表に先生が息子に向けたコメントです。

 

『おおらかな性格で、明るく礼儀正しい。

いつも変わらない態度で級友に親しむので信頼される人物である。

生活習慣もしっかりと身についており、責任ある言動がとれる。

卒業おめでとう。感無量です。皆勤も立派。

そして大学合格も立派に果たしてくれました。

自信を胸に羽ばたいて行ってください。

6年間ありがとう。

隼人に来てくれてありがとう』

 

本当に私の方が感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

無期停学になったとき(注:級友と些細なことで喧嘩になり相手が怪我をしたため

先に手を出したその息子が無期停学。朝の父親の小言がうっぷんの理由)

も担任をはじめとして、以前お世話になった先生方が補習と称して

毎日職員室登校をさせてくれました。

 

授業時間の空きを息子のために費やしてくださったおかげで欠席にならず

皆勤賞をいただきました。

医療系の受験につきものの面接試験では皆勤の実績をほめていただいていました。

 

学年主任の先生は『卒業できました』とごあいさつした時に

涙を浮かべて『おめでとうございます』と祝ってくださいました。

 

そして『隼人でよかったですね』とおっしゃいました。

 

本当に先生方に可愛がっていただき、成績が振るわない生徒なのに

なんとか卒業させるための単位をとらせようと苦手科目の補習を

徹底的に本人よりも諦めずに()、呼び出してくださいました。

 

不本意校で悩んでいるご家族が今たくさんいるのでしょう。

我が家もその1つでした。

卒業した今、息子の母校はここしかないと確信できています。

 

一区切りついてご報告をと思いメールさせていただきました。

またお会いできる日を楽しみにしています」

 
そして、合格した大学名が書かれておりました。
 

この話には後日談があって、あまりに感動した私は
(その母から在学中のあれやこれやも聞いていたので)
 
横浜隼人の看板教師、寺島進こと近藤先生に、直接、

この子の名まえを伏せて自慢こいてやったんです。
 
 
 ←近藤先生
 

 
そしたら驚きました。

近藤先生、間髪入れずに「ああ、○○○○(その息子のフルネーム)のことでしょ?

ホント、アイツ、いいヤツなんだよ。良かった、志望大学に行けて!」

とおっしゃったんです。

 

近藤先生はクラス担任を持っていません。

つまり、あれだけ生徒数がいるのに、生徒ひとりひとりを見ているんですね。

 

私は悔しかった?ので、後日、この春、隼人に入学した母に「娘はこういう理由で

隼人を選んだ」ってことを聞いたので、それを先生にぶつけてやったんですね。

 

そしたら、名まえを伏せていたのに

「それ、○○のお母さんじゃない?すごい、びっくりしたんだけど、

今日、たまたま○○の誕生日で、朝、生徒が騒いでるなぁって

思って黒板見たら、○○のためにクラス全員が黒板アートで祝っているのを

見たから、写真、撮った! りんこさんにも送るよ」

 

って、クラスが黒板前に集合して、盛り上がっている写真を送ってくれました。

(添付したいけど、クラス全員の顔がはっきりわかるので断念しました)

 

隼人には腐るほど、こういう話があって「くそー、なんで、こんなに

あったかいかな?」といつも思っております。

 

私は常々「中学受験は偏差値じゃない!」ってことを訴えておりますが

 

こういう目線でね、学校を探してほしいと思っています。

 

あなたのお子さんが本当に大切にされる学校。

それこそが、これから、あなたの家族を光で照らします。
 

 

 

 

コメント

  1. 初めまして。間もなく受験でイライラが止まらない6年の息子を持つ母です。最近は、「偏差値低い学校に行くくらいなら地元の公立に行く!」とか「最近はずっとイライラする。楽しくない。」と言ったり…第一志望の学校に遥か遠く及ばない為にイライラしてるんだろう…とは思います。私は、第一志望以外にも合いそうな学校あるよ!と言い続けてますが、万が一第一志望ではない学校に行く合格を頂いて通いだしても不登校になっては悲しい…とか、悲観的なことばかり考えてしまいます。6年生のみんな今頃は必死に勉強してるんだろうな?とか私も焦ったり…りんこさんの「偏差値30からの」も「ザマス!」も読み込んでますが、今の時期にこんなに精神的に不安定なのは我が子だけでは…と思ってしまったりします。6年親の決起大会、行けなくて心底残念です…初めてなのに長文ですみません。

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    1. インディアンちゃん、コメントありがとう!

      息子さんは中々、良い兆しだね〜!
      野郎の多くは危機感ゼロで、勉強しないくせに俺さまは受かる!
      と何の根拠もなくほざいているもんなのよ。

      それを息子さんは「受かりたい!」って思っての発言だからね。
      見込みがあるってもんよ!

      母は未来予想図を描かないといけないんだけど
      そこに「悲観さ」を入れてはダメね。

      もし・・・だったらどうしよう?
      なんて考えだしたら、何もできなくなる。

      もし、今、飛行機が家に突っ込んで来たら、どうしよう?って
      考えるのと一緒のことなのよ。

      息子さんがイライラしたら「大変だよね。頑張ってるの、わかってるよ!」とか

      「偏差値が低い学校には行かない!」って言ったら

      「良し!よく言った!第一志望に向けて、一緒にがんばろう!」って

      母が言うといいよ。

      欲しいのは母の共感です。

      みんな、この時期から本番まで、全員、変です。

      それをいかに楽しいことに(学ぶ、わかる、努力し続ける)挑戦しているか
      っていう受験の醍醐味を教えてあげてね。

      今は第一志望に向かって、母子で力を合わせるときだよ〜!
      負けるな!

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  2. りんこさん、ありがとうございます!!第一志望、ずっとずっと憧れてるのは分かってるけどどうにも成績がそこまで上がらなくて、親は現実的に通うことになるだろう抑えの学校のことばかり考えてしまうんですよね…この時期になると夢見ていられないと言うか。併願が受かっても行かないっていうの?とか、今から不安になっちゃって。でも、一番不安なのは本人ですよね…受験に反抗したり、ちゃんとイライラする!と伝えてくれるのは良い兆候なのか?!うちの学校、6年生は1クラスしかないし男子15人しかいないし、その上私立受験する男子はうちだけだし。仲良しは誰も受験しないから(都立が近いので受検する子は何人かいるらしい)、特に最近は「なんで俺だけ受験するの?」とかやっぱ受験やめたい、と今日言われてしまい…なんだか相談する人もこんな状況で誰もいないしで私が追い詰められてました。受験やめたい!と言った割に寝る前に「やっぱり(第一志望校)に行きたい…)と言ってる姿に涙。とにかく明日からは共感しよう!でもどうしても行きたい!という割に熱心に勉強しないのは何故なんだ…

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    1. インディアンちゃん、そりゃ、そうだよ。
      大人でも「どうしても!」と思っていても努力し続けるのは本当に大変。
      だからコーチやら、インストラクターやらが必要で
      その人たちに力を貰って頑張れるんじゃん?

      母がこれからは先導役として、鞭と飴を使い分けながら
      がんばって受験まで引っ張っていくのよ。

      四の五の言わないで、やるべきことと、目標をしっかり見据えて
      一歩ずつ努力あるのみだよん!

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