介護に揺れるきょうだい仲


 絶賛絶縁中の兄から電話が来た。



(アタシのこころの中では兄とは只今、絶賛絶縁中なんだが、

うっかり会ったりするときょうだいというのは怒鳴り合いの喧嘩を

したにもかかわらず、一緒に飲めたりするから、不思議な関係ではある)
 

内容はこうだった。
 

なんでもちょっと長く出張に出るので「お母さんのことを頼むね」という

念押しである。
 

おめ〜なんかに頼まれなくても、あたしゃ、日々やってんだよっ!!

えっらそうに、思い出したかのように言ってくんじゃねーつーの!(怒)
 

兄はご機嫌にこう言った。

「こないだ、お母さんを連れて、寿司屋に行ったら、なんでもいいって

言ってたくせに、急に『イタリアンのが良かった』と言い出されて

参ったよ」(注:連れてったと言ってもチェーン店の回転寿司だね)
 

ふん、やっとわかったか!

あの人はね、何でもかんでも、目の前のすべてにダメ出ししないと

気が済まないの!!

 
この母の生態が事をスムースには運ばせず、娘たちとの関係を

劣悪なものにしている。
 

兄は妹のムカつきは一切、無視して、笑いながらこう言った。
 

「いや〜、それがなくなったら心配しないといけないから

逆に悪態ついてもらった方が安心するし、元気な証拠!」
 

冗談じゃない!

それならば、おやさしいおめ〜が全部、やればいいんじゃね?
 

数か月に一回、急にフラッとやって来て、老母を外食に連れて行くことが

兄の考える親孝行で、自分はものすごい責任を果たしていると

自己満足に浸ってるだけじゃん!

 
「じゃ、ホントに頼んだよ。行ってくるから!」
 

行け!行け!何処にでも、行ってしまえ!(怒)

いちいち、こういう電話をかけてくんじゃね〜!(怒)

 
急に兄が訪ねて来たために、昼食に寿司を食べた母だが、その日は

タイミング悪く、夜の寿司屋を予約してあったために(もちろん

事前に伝えてあるし、何度も念押ししているスケジュールだ)

2食続けてのお寿司になった母。

 
「もう食べられないわ!何も要らない!」とゴネていたが

夜のお寿司を完食しやがった。

 
アタシ自身、なんにムカつくのかも、よくわからないが、とにかく、うんざりする。
 

「頼む」と言う人が、この「めんどうな人」の「めんどう」を看ればいいんじゃないの?

 
「頼む」=「自分は親を見捨てているわけではありません」

というエクスキューズにしか聞こえない。

 
やっぱ、コイツとは当分、絶縁じゃ!

超、嫌だ。

 

 

 

 

 

コメント

  1. りんこさん、
    私、母から「ありがとう」と言われた記憶がないんです。

    別に、感謝されたくてやっているわけではないんです。

    でも…

    明け方の電話で叩き起こされて、駆けつけたことも一回や二回じゃないし…
    救急車に同乗して、真夜中過ぎまでかかって入院手続きをしたのも一回や二回じゃない。
    (救急車で運ばれても、全ての手続きが終わるまでオソロシク待つんですよね)

    食欲旺盛な母の要望で、あれこれ調達していったり
    外食につれていっても

    何故かいつも不機嫌そうなしかめっ面。

    もっともっと星人なので、しょうがないと諦めてはいても

    母の為ではなく他の用事で上京するついでに、
    数ヵ月に一度くらい顔をみせる三女には、
    有り難がって、お車代や小遣いを渡したりする…

    こういう老母の態度が、介護のキーパーソンとして
    日々、振り回される者の心をザワつかせるんですよね。

    母が旅立って半年が経ちますが、まだ笑顔の母は思い出せずにいます。

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  2. たんぽぽちゃん
    わかるよ、わかるよ〜!!
    一番そばでめんどうを看ている子を何故に、こんなにないがしろにするのか
    意味解りません。

    たま〜に来るきょうだいはあくまで「お客さん」なので、あたくしが
    ご接待しなければならないらしいです。

    きょうだいが来る方が仕事が増えるってなんでだ!?と
    常々、疑問です。

    本当にお疲れ様でした。

    お礼を言うのは敗北と思っているのではないかと思うウチの老母ですが
    たんぽぽちゃんのお母さまも同じ種族ですかね?

    あたくし、今日は768円の尿取りパッドを買って持って行ったら
    2枚増量になっていない!ということで厳しく叱責されました。

    たんぽぽちゃん、笑顔を思い出すなんて、無理ザマス〜!

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    1. お礼を言うのは敗北…

      そういう感覚もあったのかもしれません。

      悲劇のヒロインになりきるのが大好きで、
      やってもらって当然…
      の人でした。

      あれだけ、負のオーラを出しまくりの人は
      私の回りでは、他に見当たりませんでした❗

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    2. たんぽぽちゃん、いやいや、うちのも負けてない(笑)
      競ってどうする!?

      本当にお疲れ様でした。
      偲べる気持ちになれるといいね〜。

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