女子校という選択

 情報ツールにツイッターやらlineが加わったために、いっそうめんどくさく

なったものにチュー坊の「イジメ」がある。
 
 
                        ↑ 品川女子学院クリスマスツリー2015
 


お悩みメールでも「うちの子の悪口がツイッターに充満していて!」とか

「子どもがlineでの仲間ハズレに合っている」というものが急増していて

 

これに昔ながらの面と向かっての無視だとか、嫌がらせだとか、嫌味の応酬、

罠の仕掛け合いなんかが入って来て、学校という場はつくづく戦場だなと

感心している。(これの解決法はいずれまた書きます)

 

アタシは「男子校出身者は早死にする」という論文が発表されても

「男子校派」であり「婚期が遠のく」と実しやかに言われても「女子校派」である。

 

理由はいろいろあるんだが、とりあえず今日は「女子校という選択」を

論じてみる。

 

老人ホームにちょいちょい顔を出して何がおもろいかと言うと

ズバリ人間関係なんであるが、特にお婆さん同士の「比較に基づく

己の立ち位置確認に関する幸福度分析」には舌を巻く。

 

女ってすごいなぁ!って感心していたら、福祉職の友人にこう言われた。

「そうよ、りんこ、女、灰になるまでよ!」

 

骨を通り越して、灰なのか!?というところで、再び感動した。

 

女子校で格別に良いと思うのは、この一生続く女同士のしがらみを

しかも棘がいっぱい付いている道なき道をどう切り抜けて行けば

必要最低限の傷を負うことで済むかの「スルー力」を体で覚えさせるところ

にある。

 

これが純粋に自分のことだけを考えていればいい、何の責任もない

中高生の時代に思い切り学べるというのは一生の宝になる。

ここにこそ「女子校で学ぶ」という意味がある。

 

何故、共学校では身に付かないのかと言えば、それは男がいるからに

他ならない。

 

異性がいるという条件が加わっただけで別世界。

幼くとも、二重にも三重にもいとも容易く仮面を着けて振る舞えるので

敵の本心やら意図するところを読み取るのは超難問になってしまうからだ。

 

お勉強は基礎問題を脳に叩きこんで、ステップアップしていかないと

ある日突然、土台から崩れてしまうだろう。

 

男が加わると、難問からのスタートになるので、

シンプルな飾りのない条件の基で、思春期くらいは「この生態を学ぶ」

ことに特化した方がこれから先の人生で悩みが少なくなる。

 

日本最高峰という高学歴の女で、しかも、ものすごく癖のある女子校出身

という女と話していたら、こんなことを言ったので感動で震えた。

 

「結局、子育ては母親の戦略の上に成り立っているわけね。

うちの母親(70代後半)が私を育てるに当たって、導き出した答えは

『東大』だったわけ。

 

『そこそこ、この子は物わかりが良い。受験ルートに乗せやすい子である。

そこを踏まえるに、24歳までに結婚させるとなると

女子大で大勢の花の中で埋もれさせるよりも

手っ取り早く、男だらけの環境の中にいさせた方が娘の『花度』は上がる。

娘は結果的に男を選び放題になるであろう』ってなベースの考え方があったの。

 

まさに、その戦略は当たっていて、当時、大学生の自分の周りには

女子は少なく、男どもが私を巡って取り合いの喧嘩をしていた」で

話は終了した。

 

男たちがその女の取り合いをしていた構造にも興味が湧いたが

もっと興味を惹いたのはそのお母さまの戦略だったのだ。

 

あの時代、つまり「女に学歴は要らない」と豪語する男性が多かった時代に

中学受験の段階から、そういう戦法を取って、娘を導いていた事実に

感心したのだ。

 

アタシは品女講演のときに後輩母たちに「女子を育てるための戦法」を

大学受験を中心として語って参ったが、その中のひとつに「女子大」という

考え方を挙げてレクチャーした。

 

平たく言えば「娘が現代風にイケていたら女子大有り。

残念ながら不細工と認めざるを得ないならば総合大学」

 

これは現在就活事情から裏付けされた核心を突くレポート(りんこ調べ)だと

自負しているが、母の誘導いかんで娘の運命が変わってしまうので

ゆめゆめ甘く考えてはいけないのだ。

 

大学でも選び方次第で一生を左右するのだから、中学受験の場合は尚更だ。

 

アタシは「りんこさんが思う良い学校とはどういう学校ですか?」という

質問を受け続けているが、アタシは「あなたが良いと思う学校が

良い学校なんですよ」なんていう逃げは打たない。

 

最近の人は行間を読む力を失っているからだ。

だから、なるべくはっきりと答えるようにしている。

迷いがないようにと思ってのサービス精神がそうさせているのだ。

 

「良い学校は何処か?」と問われたならば、アタシはこう答える。

 

「なるべく芳香を漂わせている学校。出来れば、漬物臭のような発酵臭が

はっきりと感じられれば感じられるほど、素晴らしい学校です」

 

上記の日本最高峰女がこの意見に大賛同してくれた。

 

その女との対談は今週末です。

ご参加の皆さん、レッツエンジョイ!

 

 

 

 

コメント

  1. この娘は着道楽で、そこそこいけてるので、
    おされ女子校で磨きをかけてこい、と送り出したら、回りのLvの高さにすっかりめげてしまい、こじらせ女子になってしまった、というときは、どうしたもんでしょうか。井の中の蛙には厳しい現実でした…。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さま
      ぐははは!こじらせちゃったんですか?
      でも、ここでこじらせる方が全然、いいですよね。
      これが30過ぎくらいにこじらせちゃうと人生の迷子になりますから!

      女子校がとっても良いことは「深堀り」するヤツを生あったかく見守る
      器が仕上がることにあります。

      「おされ感」で敗北したならば、別の立ち位置を探せばいいだけ。
      立ち位置を模索する修行を日々やっていると思えば
      人生楽勝!も目の前まで来てますよ〜。

      削除
  2. アハハ、やっぱり講演会聞きたかったです!
    うちのいけてない娘は自覚が私よりちゃんとあって女「女子大はモテるんだよ!」というアドバイスに耳を傾けず…白々しいと思われたかな?総合大学目指しています。りんこさんのおっしゃる通りですよね。ま、合格すればの話ですが��
    中高は女子校で良かったです!大学は行ってみないとコメントできないです~。早くコメントしてみたい。

    返信削除
    返信
    1. ももんがさん
      後輩のバンビです。
      講演会で
      ももんがさんと娘さんとのやりとりが紹介されてましたよ。勇気付けられた親が多かったのは言うまでもありません(笑)

      削除
    2. ももんがちゃん
      オバケットのコメントに入れてくださった内容をお話しさせて
      頂きました。ありがとうございました!!
      いや〜、お嬢さんは小学校のときからしっかりしているので
      心配ないですよね。
      逆に将来が楽しみです!!
      がんばってほしいね〜!

      削除
    3. バンビちゃん
      コメントありがとう!
      先輩の道のりを聞くと、ああ、まだ本気出さなくて大丈夫
      なんだなとか、あんまり世話を焼くのはいけないなとかも
      思えていいよね〜。
      とにかく、相変わらず楽しい学校だわと思いました(笑)

      削除
    4. あ、あれですねー、まあうまくいくのかどうか結果の見えていない話ですみません。
      でも、あのう、娘はしっかりなどしてないですよー、口達者なだけで、実は精神的なこととか私がフォローしきれなくて心配でたまらないの。
      スクールカウンセラーの予約まで入れてしまった不安なももんがです。

      削除
    5. なんでも利用出来るものは利用すべし!すがって楽になれば、みんなハッピー(*^_^*)

      削除
  3. おはようございます、いつも楽しく読ませていただいてます!
    老人ホームの話しなるほどなぁと思いました、女は死んでも一生女なんだと実感しますね(笑)
    子育ての話しも、何となく漠然として持っていたイメージをいつも的確に言葉にしてくれるので、そうそう!そうなんだよね~!って思ったり、何となくあの人っぽいなぁと思って読んでたら、最後のとこでやっぱり想像してた人だとわかって笑ってしまいました(笑)
    明日は楽しみです!宜しくお願い致します。

    返信削除
    返信
    1. みーまちゃん
      読んでくださってありがとうございます!

      今日、女子校出身のOLさんと話していたら
      「立ち位置確認はめっちゃ得意です!」って胸張ってました。

      どんな人格形成してんだよ!?って笑い合いました。
      明日はよろしくね〜!

      削除

コメントを投稿