テレビ番組はこう作られる その1 (特養に頼りたい方、今すぐ、これを読んでGO!)


 今回、NHKの番組に介護の専門家として呼んでいただいたことは

ものすごく勉強になり、同時にすごく楽しいひと時でした。

 
撮影リハーサル
 


 
 
今日は皆さんにも、そのメーキングをお話できればなって思います。


 

 この番組はわっかりにくい「介護制度」のことを主に施設に絞って

視聴者になるべくわかりやすいように解説するという目的を持って

企画されたのだと思われます。

 

放映は4月29日(再放送は5月3日午前5時15分〜5時50分です)、

収録は4月23日なんですが、

この23日から29日の間、ディレクター陣は「死ぬ」思いだったようで

 

大好きな女性ディレクターさん(この方の気配りというか、演者を

安心させようと立ち振る舞うお気持ちには本当に心打たれました)が

オンエア1日半前におっしゃるには

 

「現在、編集の尺あわせやら、テロップ準備、問い合わせ先づくりもろもろ。

 もう少しで倒れそうです。ほんと」(原文まま)

 

てことで、テレビマンも過酷やなぁって思いました。

 

私は私で本の脱稿と2本のコラム〆切りが重なっての収録だったので

「いっつも暇なのに、なんでこういうときに!!」ってなっていて

「イーーーーー!!!」ってなっての収録参加です。

 

今、思えばMCのDAIGOさんも披露宴前で寝ていない状態だった

のでしょうし、松島尚美さんも小さいお子さんがいらっしゃるし

市毛良枝さんも100歳のお母さまの介護があるしで

 

誰しもが「イイーーーー!!!」だったのかもしれないですね。

 

私は担当ディレクターの「イイーーー!!!」を一番感じておりましたが(笑)

 

 この企画は多分、3月の頭からはスタートしていたんじゃないかと思う

のですが、その間に番組に呼ぶ人選も進められたのではないかな

って想像しております。

 

私がディレクターさんにお会いして介護のレクチャーみたいな

ことをしたのが3月の下旬ですね。

 

そのときからスタッフ陣と私に共通してあったコンセプトが

「親の首を絞めそうになっている人がその手をちょっと止める」

ような情報発信を!ってことで

 

私は書き言葉側におりますが、話し言葉だからこその力を

信じて、物作りに一緒に参加させてもらうって気持ちでおりました。

 

今回、NHKさん(社会部チームですね)は特集班を作って

総力取材をされていたんですが、本当に感心しました。

 

そして、こちらを公開されたんです。

(私、もうこれだけでも、偉そうに「視聴者の役に立つ情報、流せや!」

って言いまくってた甲斐があります。

ありがとう、NHK・社会部チーム!)

 

平成28年度 新規開設予定の特別養護老人ホーム


 

NHKとは言え、やはり情報を1件ずつ手作業で拾い集めている

ことがわかり、画面上でもプロデューサーとディレクターが

電卓片手に計算している風景が映りましたが、膨大な時間が

かかったろうと、そのご苦労に思いを馳せてしまいます。

 

番組でもお伝えしましたように「特養(特別養護老人ホーム)」は

介護施設の中では一番お安く、しかもきちんとしている施設が多いです。

 

ですから52万人の行列になっていますが、お伝えしましたように

早いもの順ではなく、得点順です(保育園と一緒)。

 

自治体にもよりますが100点満点のところ80点くらいは

自動的に点数が決まります。

(独居で5点とか、要介護5で10点とか、そういう振り分け方)

 

残りの20点が施設采配になっているところが多いので

私たちはここに賭けないといけないんですね。

 

まずは先ほどのNHKさんが作った「新規特養」に

キーパーソンの自宅から近い順に出来るだけ沢山申し込みをしましょう。

特養は新規物件でなくとも、全国どこでも、何軒申し込んでも

良いシステムです(都内などには役所の一括管理という自治体もあります)。

 

もし可能ならば、郵送ではなく、書類を直接、持っていく。

本命施設は絶対に直接、施設長に手渡して、ケアマネを含めた3者面談を

希望してください。

 

あなたの情熱でこの20点を稼ぐってことです。

 

個人でこれだけの情報を集めることは事実上、不可能なので

この情報を目に出来た方は神様から「GO!」という指令ですね。

 

新規物件はめちゃ入りやすいので、是非、このチャンスをものにして下さい。

 

長くなっちゃったので、メイキングに関しては、また次回。

 

良いゴールデンウィークをお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. うわあー
    私、できないですよお、死んじゃいますよお。
    一人っ子ってこんなとき辛いですね。
    私の父は認知症だし、母はガン患者なんですけど、私もヨレヨレになって働くシングルマザーで😢
    幸い、母の妹、叔母が自分も夫の介護をしつつ、相談に乗ってくれて、口は悪いけど体力満々なガン患者である母が取り仕切っております。というか、母は絶対私の言うことなど聞きませんし😢ケアマネともうまくいかないようだけど口出ししたら大変なことになるので、私はボーッと傍観。どうなるやら。仕事をやめたら食べていけないし学費も稼げない、家のローンも返せない、私は体力なく…
    たったひとつの幸運は誰も私に期待してないってことくらいかな。無能力と親戚一同思っているようで、事実なだけに💦
    父は孫を忘れ、最近一人娘の私への認識も怪しいです…母は怒りまくっております…

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  3. ももんがちゃん、重複投稿になっていたのでひとつ削除しちゃった。
    ごめんね。
    ももんがちゃんはまだ介護に困ってないんだよ。
    本当に困ると、出来ないとか、体弱いとか、働かなくちゃとか
    そういうことが全部言い訳になる。
    でも、介護したから偉いってことはなくて、できるならね
    逃げな。
    それが介護10年めを超えて、既にメンタルボロボロのアタシからの
    アドバイス。
    もし、逃げ切れなかったら、最初から自宅介護を考えずに
    施設を真剣に考えるんだよ〜。

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    1. ほんと、ご名答でございます。
      本来なら介護してなきゃいけない立場です。
      うちの親は放ったらかしてくれた代わりに期待もしない人たち。というか、私のできの悪さを重々承知しているので、頼ってきません。
      「あんたは仕事さえ行けてたらそれでいい。絶対やめるな」と若い頃からこれしか言われませんでした。
      しかし時間の問題でしょうね。

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    3. ももんがちゃん、頼ってこない親御さん!なんて羨ましい。
      ウチは一番が親をお世話して、カウンセラーになりーの、
      愚痴の掃き溜めになりーの、何か楽しいことをセッティング
      することを強要しーのを当然で
      しかも、娘には自分より、ちょっとだけ不幸でいてほしい
      みたいなんですよ〜。
      闇は深い・・・。

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  4. 本当に、なぜ介護はあんなにわかりにくいのかと思います。
    ケアマネさんに相談してもすぐ忘れるし、パンフとかもあまりないし。
    で、鳥居さんの本に巡り合ったわけですが。(~ ~)v
    まだまだわからないことが多くて、勉強しようと思っております。
    失業中のため、教育訓練で。
    一応試験があったりするので落ちたらダメですけど。
    53歳になってもまだまだ頑張りますよ!

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    1. おー!素晴らしい!!
      頑張る宣言はいいですね!!
      介護はですね、わざと複雑に書いてあり
      すべてを把握している人は日本には厚労省のお役人含めて
      おりません(笑)
      ものすごいグレーなわけです。

      でもね、勉強はしないとね。
      自分の首を絞めるから。

      そういう意味でも、もっとわかりやすい本に
      チャレンジしたいと思います。

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