死にたいという15の子どもを持つ母へ


 昨日ですね〜、13年間使い続けていた我が家のガスレンジを

新調したんです。
 
 
 

 

それでね、工事のお兄さん(推定年齢40代)がいらして、

取り付けてくれていたんですが、今度のガスレンジは細いコード

(センサー付きのやつ)が沢山付いているので

 

「オバサン、間違っても中を開けて、掃除しようとかいう気を

起こすんじゃねーぞ!(オバサンは壊す!)」ってな忠告を受けたザマスよ。

 

「頼まれたって(掃除なんて)やんねーよ、ふん!」って思ったんですけど

 

そのときにアタシはそのお兄さんに

「あなたは学生時代からコードとかが苦にならなかったのか?」

って聞いたんですよ。

 

だって、アタシは赤と青のコードを見ると、発疹出るからね。

(爆発するんじゃないかと妄想するから←コナンの見過ぎだね)

 

そしたら、お兄さんが「自分史」を話してくれたんですが

これがおもろかったんです。

 

「自分は頭が悪くて、勉強が嫌いだったから、高校は定時制でした。

そこで17歳のときに、電気工事の分野は需要があんじゃないか?って

ことで、電気屋の小僧になったんです。

 

まあ、当時は丁稚みたいなもので、何も教えてもらえないのに殴られるのは

普通で、ものすごく働かされるのに給料はひと月8万でした。

 

今、そんなこと若いヤツにやったら、全員、速攻で逃げますよね(笑)

 

そんなこんなをしながら25歳くらいまでやってましたね。

もちろん、資格とかも取っていったんですが、リーマンショックやら

何やらで、一気に仕事がなくなったんですよ。

 

それで、焼き鳥屋を始めようと思って、移動販売でやったら

それが当たっちゃって、結構、繁盛したんですが

鳥インフルで、それも急激にダメになっちゃって・・・。

 

で、何をやろうかなぁって思ったら、やっぱ、電気の取り付けの

資格は一杯持ってるんで、これかなぁって思って

 

おかげさまで今はフランチャイズですけど、会社立ち上げて

従業員、使いながら、毎日、フル稼働です。

 

楽しいですよ、自分の人生、結構。

浮き沈みがあるから、何て言うか、生きてる実感あるって言うか?

何とかなりますよね、誰でも、いつでも。

こっちがダメなら、他をやってみればいいんですよね」

 

ってな人生経験を聞いていた次第であります。

 

話は飛びますが、この4月、高校に入学したお子さんを持つ母から

ご相談を受けました。

 

親が勧めた学校が合わないらしい。

今は保健室登校をしているが、行かない日も多い。

学校は極めて不親切で、来ないのであれば迷惑なので

自主退学していただきたいと言っている。

 

母はせっかく入学したので、卒業させたいと思っている。

保健室通学を認めてもらいたいのに、こういう心ない対応を

学校がするので、ウチの子はもう死にたいと言っている。

 

これは、どこを訴えればいいのか?

 

ってな概要です。

 

まずはね、一旦、落ち着こうってことです。

 

15は死にたくなる時期ではあるんですが

本気になるまでには、ちょっとだけ時間があるんですよ。

 

「現状が嫌だ」という意識と「死にたい」=「現状をちゃぶ台返ししたい」と

いう意識がシンクロするわけですね。

 

この時に大事なのは、子どもに見えている世界の狭さを横に伸ばして

広げてあげるイメージを持つということです。

 

それには親の価値観を180度、回転してみないといけません。

 

何故に高校普通科にこだわるのか?

その学校の高校卒業証書を持つことにナンボの意味があるのか?

 

将来はどうなってほしいのか?

 

ってことをね、もっと真剣に考えないといけないんです。

 

世の中はいろんな生き方をしている人で満ち溢れていて

誰しもが大卒→一部上場サラリーマンではないですよね?

 

どういう生き方が幸せなんだろう?ってことを親がもっと深く考えるのは

今なんですよ。

 

アタシが思う、幸せな生き方は「自分の人生の決定権は常に自分にある」

ということです。

 

12歳までの親は子どもに思い切り干渉して、親が思う理想像に

近づけようとして、がんばってもいいと思います。

 

でも、それを過ぎたら、親に出来ることは「応援」だけです。

 

子どもがどんな道を選択しようとも、出来ることはそれを「尊重」して

「応援」するだけです。

 

自分で選択させるということをしないといけないんですよ。

そのために子ども自身に考えるってことを練習させないと

いけないですよね。

口を挟まずにね。

 

親は未来の自分の心配を現在の子どもにぶつけてしまいがちですが

その不安が「呪いの言葉」となって、我が子をツブします。

 

未来の心配は未来がします。

 

まずは「今日、生きていて楽しかった」という感想を

親子で持つのが大事ですよね。

 

世の中は楽しいことで満ち溢れていて、何でもできるし

どこにでも行けます。

 

何度でも、やり直せるし、いくつでも出来るんですよね。

 

「お母さん、今日、こんな楽しいことがあって」という

自慢話を母自身がまずしてくださいね。

 

「死にたい」は「生きたい」と同意語ですよ〜。

 

この段階で「生きたい」っていう思いをどう充満させてあげられるか

母の腕の見せ所ですね。

 

さあ、まずはテーブルに我が子の好物を並べてみてくださいね。

 

 

 

 

 

コメント

  1. 子どもの好物は定番ですね。私もやりました。

    私の次女は保健室に行くのが、学年一多かったんですが(単位は計算して行っていたので、親は知らなかった)、その頃「銀魂」という魚の目が死んだような主人公のマンガを枕元にずらっと並べてました。折しも次女より成績悪くて浪人してた長女が、C判定逆転で国立大学受かったのを見て、人生逆転できるんだと保健室と縁を切ったのですが、この話には続きがあって、大学に入って「銀魂」を心の友にしていた彼氏に出会って、見事ゴールインしたんだよん。「銀魂」ありがとう。

    だから辛いときには、美味しいものとくだらないものがあると、生きていけるんです。私のオススメは「勇者ヨシヒコ」です。

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    1. はーこちゃんも色んなご経験があられるんですね。

      後になってみないと、今がどうなのかなんてわかんないですもんね。
      もがくことも大事だなぁって思います。

      辛いときにこそ、美味しいものとくだらないものは
      本当にそうですよね。

      もう人間の成分は全部くだらないもので埋まった方が
      人生は輝くような気さえしております。

      アドバイス、ありがとうございました!

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  2. 久しぶりにこちらのHPを熟読し、感動して泣いたり、お腹をかかえて笑ったり
    パソコンの前で、大忙しとなりました。

    受験だの勉強だので、子育てで、肩にチカラが入り過ぎするので、
    時々こちらを覗いては、「もっと肩のチカラ、抜いて良いんじゃないのかな?」
    「もっと色々な進路があるって考えても良いんじゃないのかな?」
    と、視野を広げることができます。
    りんこさん、いつも忙しいのに、タイムリーな記事をアップしてくれて
    どうもありがとう!
    りんこさんの記事をお守りにして、なんとか頑張っています!

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    1. 今頃の返事で申し訳ない!
      ブログ、楽しんで頂いているならば本当に光栄です。
      ありがとうございます!

      まあ、いろいろ親は先を考えるので、不安になるんですが
      その不安をぶつけるのと、本人のことことを本当に
      考えるのとは真逆になりがちなので

      その辺だけ、ちょっと考えながら口にするってことが
      大事ですよね。

      私は子どもには「おめ〜は大丈夫。なんとかなっべ!」って
      言うだけでいいと思う派ですよ〜。

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  3. かなたんママ2016年5月23日 23:45

    以前コメントしました者です。
    今回のブログにもすごく灌漑深く読みました。
    娘も「異次元に行きたい」と言い出してました。
    それを「死にたい」と似た言葉だと感じまして
    どうすればよいのかと考えてた時に、以前のコメントをしました。

    あれからよーく考えまして、飯炊きばばあになることにしました。
    何度か腹が立って娘にあからさまに態度にも出してますが
    (親しき仲にも礼儀ありと教えたかった)
    何度もりんこさんのブログを思い出すと、怒るのが馬鹿らしく感じてます(笑)
    本当に親の私が楽になってます。
    それが娘にもきっと楽になってるんだろうなぁと感じています。
    本当にありがとうございますm(__)m

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    1. 「異次元に行きたい」ときは「何次元がいいか?」を
      真剣に討論するんでもいいですよね〜(笑)

      あたしゃ、息子の部屋から裸のアニメの二次元の女が
      出てきたときは腰を抜かしましたが
      生身の女を推薦すべく頑張りました!?(笑)

      そっち系か、はたまた宇宙系かの好みを聞いて
      楽しい母娘の会話を!

      母がなるべくぶっ飛ぶと子どもは変な方向には
      行けないんですよ〜。
      同じ土俵に立たないってことを意識してくださいね〜。

      がんばれ、もうすぐ、娘さんは反抗期を抜けて
      楽しい母娘の蜜月時代が来ますからね。


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  4. > 楽しい母娘の蜜月時代

    まさかこんな日が来ようとは…
    26歳になろうとしている娘とは独立して別居中ですが、2~4ヶ月経つと「ご飯行く?」とのメールで迎えに来てもらいます。
    ご飯食べて、ウインドーショッピングやらで結構歩き回ります。
    中2の夏休み以降登校拒否で、高校もいかないで働くって言ってましたが、高卒の方が雇ってもらい易いと説得し、なんとか定時制に行かせました。
    朝が苦手なので夜間の商業科に。
    周りがとんでもない子が多く、反面教師?で真面目にやってくれました。
    今でもお給料はあまり良くないですが、正社員で真面目に働いてくれてるので良かったです。

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