医者から握手を求められた話



 ワタクシ、絶賛、おみ足、お怪我中。


春先から、膝裏からふくらはぎにかけて激痛が走るんだな。

 


それでも、医者っぽいところにはなるべく近寄りたくないからさ

自力でサポーターしたり、湿布したりをやってたわけね。

 

しっかし、どうにも痛い!

仕方なく、いっちゃん近くの接骨院に行ったわさ。

 

そこの治療は490円(保険使用)で3分くらい、患部と思しきところを

モミモミしてくれて、後は腰と足を5分くらい温めておしまい!って

ところだったんだが、通えど通えど、全く改善しない。

 

そしたら、そこの先生が「これだけやって、全く改善しないなら

整形外科で診てもらわないとダメですね」とおっしゃる。

 

軟骨なのか、筋なのか、レントゲンを撮れ!とおっしゃる。

 

接骨の先生から見放されたワタクシは、仕方なく整形外科ってとこに

行ったわよ。

 

延々、待ったわけだが、やっと診療の順番が来る。

 

ワタクシは正直に言ったわね。

 

「先生、何処が痛いのか(ピンポイントでは)わからないんですが

とにかく曲げたり、アクセル踏んだり、歩き始めたりする時に

激痛が走るんです!」

 

ドクターはワタクシの足を触ったり、押したりしてたんだが

こう診断したんだな。

 

「同じ病だ!」

 

は? 誰と?

 

「僕もね、これと全く同じ病なんだよ(威張り~)。

あなたはたった数か月だけど、僕なんかね、もう1年以上、これだね。

 

でも僕はね、マラソンに出ないといけないから

日々、走ってるわけ。

 

もちろん、痛いよ。

でも、走れちゃうんだよね~。

 

もちろん、走らずに安静にしとけ!って話なんだよ。

でも、できないじゃん?

 

あなた、ダンスやってるんでしょ?

でも、痛いけど出来ちゃうんでしょ?

 

一緒だね。

 

お互い、大人同士なんだからさ、走ったり、踊ったりが

できるかどうかは自分でわかるんだよ。

 

出来ないなって思ったら、その時、休めばいいんだよ。

 

それが大人ってことでしょ?」

 

いやいや、先生、お言葉ですが、痛い!っちゅーの。

 

「わかるよ、同じ病だもん。僕なんか、太ももが一番やばいからね

(あなたよりも悲惨な状態なのに、頑張る僕は偉い!)。

 

ってことでね、結論は『大人の判断』ってことで、お付き合いするしかない!」

 

はいーーーー!!!???

おい!クソ医者!!

レントゲン、撮れや!!

 
「いや、どうしてもって言うなら、撮らなくもないけど、何も写らないよ」

 

マジでか!?

じゃあ、湿布とかテーピングとかしろや!!

 

「そんなんで効いたら、僕も苦労はしない!

僕は痛くても、こうやって働いているし、走っているからね(威張り~)

人間ってさ、どうしてもダメだったら、出来ないんだよ。

体がそうなってる。

でも、出来るなら、やってもいいんじゃないの?

大人なんだから、自分で判断ってことでいいと思う。

僕はそういう主義!」

 

「ってことで、結論はね、お互い頑張ろう!ってことだね」

 

と言い、患者であるワタクシに握手を求めた医者!!

 

なんか、その呪術でワタクシは、その時は

 

「お!これでいいのか!?そっか、大人ってこういうもんだな!」と

えらい深く納得して、その医者と固い握手をして、診察室を出て

900円支払って、病院を出たんだな。

 

しっかし、その帰り道、激痛に喘ぎ、こう思った。

 

「えーーー!!??やっぱ、思ってたんちゃう!!これじゃない!!」

 

ワタクシ、今は別のところでモミモミしてもらっているが

そこの先生にこの話をしたら爆笑された。

 

ワタクシ、膝が痛いと思っていたんだが、実は腰だったというオチ。

 

自分が何処が痛いのかもわからないなんて、もう本当に終わっている・・・。

 

 
 
 

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