学校探訪記 城北学園


                               2018526日訪問

「自分、不器用ですから…」と多くを語らずとも 

「やることはしつこくやっている」

一匹狼的プロ教員軍団 城北


 


 


 鳥居りんこが己の趣味嗜好に走って、ひたすら欲望の赴くまま


「ティ アーモ(Ti amo)学校♪」を紹介するシリーズ、今回は


長らくお待たせしやした! 大人気校「城北学園」だよーん!

 

いや~、良かった! なんたって校風が良くも悪くも「THE 昭和」。

もうね、男子校フェチのワタクシとしてはド・ストライクなわけよ!

わっかるかなぁ?わかんねーだろうな(ってとこで、もう既に昭和が…)

 

もうね、学校全体から「自分、不器用ですから・・・」みたいな空気が

伝わって来て「男は黙って〇〇ビール」みたいな匂いがすんのよ。

 

ここが、すっごいツボっちゃうポイントなんだな(きゃー♡きゃー♡)。

 

いやね、もう興奮するよ。

男だらけのマンモス校だけあって、校内に約2千人も
 
活きがいいのがいるわけよ。

それだけでも、オバサン、大興奮なんだけどね、

 
皆さん、行くときにはチュー坊エリアから順に見学すると

すっごいおもろいよ。
 
 

     ↑ 早業でシャッターを押した(つもり)のに、一瞬でポーズを決めてくれた中学生
 


見学させてもらったのは5月の終わり。故に、このエリアでは
 
2か月ちょっと前は小学生だった子たちの集団が
 
棲み付いているから、猿山みたいになってんのよ。

男子校はどこもそうで、中等部は猿度指数が上がるんだけど
 
ここはなんか、子猿たちがわちゃわちゃしてて、楽しそう
 
なんだよね。

 
それを無視するわけでもなく、とりたてて制御するわけでもなく
 
先生たちが生あったかく包んでるって言えばいいかな?

 
「男はこんなもん」っていう男の成長曲線に対する経験値の
 
為せる業なんだろうね、学園が全体的に鷹揚に構えている感じがする。

 
これって、母から見たら、すっごくありがたいことなのよ。
 
母ってさ、心配性だから、城北ほどの偏差値が高い子を持つ母で
 
あってもよ、我が子に向かって「オマエ、バカだろ!?」って、
 
つい「声に出す日本語」しちゃうよね~。


 
そこをね、先生方が「まぁまぁ、お母さん、男の“子育て”は焦らない」

って感じで、どっちか言えば、母を煙に巻く感じで高3まで

行くんだとみるなぁ。

 
それで、いきなり高3エリアとかに行ってみ?

ええーーーー!!!???

あの子猿がこんな立派な青年になるのぉ~!?って

全く関係ないりんこオバちゃんでも涙ぐむかんね。




この学校、どないなっとんねん!?→で、謎解きをしてみた。
 

先生のキャラが濃いいんじゃ


 

城北ってスパルタなイメージがあるかもしれないんだけど

それは多分、30年ほど前、生徒が2500人もいた時代の話を

引きずっている人がいるからだと思う。


(当時はまだ東大実績が毎年5名くらいの時代だったんだと。
 
平成30年=12名(含浪人))

 
その頃は時代もあるし、男ばかり2500人だと、教員リードで
 
スパルタ的要素を含み~ので1つの色に染め上げなければ、
 
統制が利かなかったんだとみる。


                                                                                   ↑ 図書館
 

 ベテランの先生に伺うと、鉄拳制裁も辞さないってことも

あったと認められた上で

「やはり、後味の悪さしか残らず、翌朝、その生徒に謝ったら、
 
逆に『何のことですか?』って言われた時代だった」と
 
語っておられたから

まあ、それだけ歴史があるってことだろう(今年で創立78年)。

 

もちろん、今はそんなスパルタ色は消え失せているんだけど、
 
伝統なのかね、教師の熱さがね、しかも汗臭い感じの熱さがね、
 
学園全体を覆っていて、フェチにはたまんない魅力。 
 

先生方の昔話によると、パンチを出して停学になった子が

世界史のテストを独学のドイツ語で書いてきて、

教師が辞書首っ引きで解読し

「結構、当たってるじゃねーか!オマエ、すごいよ!」と

感心した話とか


 

踊り場でタバコ現行犯の生徒を捕まえ
 
「オマエ、どこの大学、狙ってるんだよ?」って

聞いたら「防衛大」って言うから
 
「社会のルールも守れない奴が日本を守れるか!」と

一喝して、今、その子に日本を守ってもらっているとか

 

3で宇宙人と交信しだした奴がいて、その子は数年経って、
 
交信を終えたので、大学受験にスイッチが入ったとか

 

スパルタで有名な学校を辞めさせられて、高校でここに
 
入ったんだけど、トンガっているので、
 
先生が「おまえ、いい加減、目覚めろ!」って

言い続けてたら、2浪したけど医学部入った
 
(だから(=再生工場)、高校募集止められない)とか
 


3で物理はすごく出来たのに、英語が壊滅的で点数が取れずに退学。

それでも文化祭には普通に来てて、結局、大検取って理科大。

そして今や某県庁勤務の20代のOBに対して、

先生方が「あの時は嬉しかった!」「大したもんだ!」と

口々に言うんだよね。

 

そのOBの大学時代は

「おまえ、絶対、辞めんなよ!辞めたら、オマエは中卒だぞ!」

ってハッパをかけ続けていたっていうから、母校はありがたいやね。

 

こんな風にね、どっちか言うと、超お出来になる生徒の話ではなく

ダメダメ君の話ばかりが出て「ああ、アイツね!?」って先生方が

盛り上がる、盛り上がる。

 

「『人にする』のが教員の仕事」だって、先生たちが言い切るんだよ。

 

ここの教師陣、不器用で気の利いたこと言えないはずなのに、

話すと熱すぎて止まらない。

 

「城北に惚れました、男どもに惚れました、

日々、泥だらけです」

 

これね、ベテランの先生が真顔でりんこにこう言ってくれたの。

 

なんでも「教壇下りても、男と男の繋がりが出来てる」からなんだって。

在校中も卒業しても、ずっとずっと男同士の付き合いなんだって。

これは、ちょっと女の私にはわからない感覚で、無条件に羨ましい。

 

そうなんだろうな~って思うに、取材日もOBの帰巣率が高い日だった。

 

PTA総会にいらしていたOBで元ここの数学の先生(75歳)が

同級生のことを熱く語り出す(謡曲の“高砂”謡いに来たんだって)。

 

日本芸術院賞受賞者の彫刻家・山田朝彦氏は在校中、

美術はまあまあだったとか

“西郷どん”の時代考証をしている歴史学者の小和田哲男氏は

歴史は出来たとか、

御年75歳なんだが、昨日のことのように高校時代を語る語る。

それが、すっごい楽しそうだったの(夏目先生、ありがとね)。

 
         ↑ 大小の体育館があるんだよ~
 

ここはね、在校生母たちがよく口にするように「豪華な公立」または

「公立に色んな毛を生やした私立」(←在校生母、褒めてねっし(爆))

なんだけど、高3部活引退まではアホみたいに、

みんな、部活やってるらしい。

 

教師よりも先輩の言うことをよく聞くのが特徴で、先輩が一言

「引退したら、気合入れてやれよ」でスイッチONになるんだと。

 

ホントかよ~~!!??って思って、お昼に学食で麻婆麺をご馳走に

なっていたら、至近距離にどう見ても大学生、

しかもワタクシ好みのタイプがご飯食べてるのよ

(ここ、学食、美味しい!)。

もう、これは行くしかない!と思って、特攻するわね。


そしたら、やっぱりOBで大学1年生。部活の恒例、大学1年と高3

“仁義なき試合”のために来校したって言うから、

無理矢理、インタビューしたったわ!

 

ふたりの中々な好男子は

A君が首都大システムデザイン学部(指定校推薦・普通クラス)

B君が慶應理工学部(一般入試・特進クラス)なんだが、

この学校、どんな学校?って聞いたら、

ふたりが異口同音にこう言ったんだよね。

 

「めんどうみがいい学校です」って。

 

それで具体的に何人もの先生の名前を出して「すごい!」って

言うんだよ。

 

「友だちの中には浪人してる奴もいるが、S谷先生は週に数回、

ソイツとメールのやり取りをしていて丁寧な問題解説をしてくれている」

 

「先生たちは生徒のプラスになることしかしない」

 

「塾を必要とせずとも、大学入試は整っている環境」

 

っておっしゃる。

 

現実的には城北を信頼できるという科目、B君の場合は数学と英語が

それで、物理・化学の先生が年度によって違ったので、それは塾利用。

 

学校に任せるところと任せない所をハッキリできたのが

良かったってことと

学年持ち上がりの先生だと、自分の性格、到達度を

理解してくれているので

「学校自体をすごく信頼できた」ってことを教えてくれた。

 

いや、これ、教師陣凄すぎでしょ?ってエピソードを聴かせて

くれたんだが、それがこれ。

 

「高校の時は勝手に自分でやれていたと思っていたんですが、実は

しっかり先生の掌で乗せられていて、参りましたって言うか…。

 

ウチの先生たちはこっちが頼んだことは100%応えてくれるんです。

 

受験って効率の良い勉強をしないといけなくて、

まあ(部活引退してからだと)

半年はかかる。この間、なるべく自分のペースを作りたいんですよ。

同じリズムでやるってことが重要なんで…。

 

それで、俺らが自習室20時までやらせてくれ!って要望したら、

それが100%通るし、

ある時は、朝の5時から学校で勉強したいっていう奴が出て

そしたら、担任の先生、毎朝、5時前に来て学校、

開けてくれましたからね。

 

5時に来て8時まで3時間、集中して勉強出来る。それに何も言わずに

付き合ってくれるんですよ、俺らの先生は!」

 

彼らは海城と武蔵第一志望だったらしいけど、第一志望で中学に

入らなかったメリットも教えてくれて

2の時に「大学くらい、第一志望に入りたい」って思ったんだって。

 

(城北は上は偏差値60台後半から、下は38(N研偏差値)が入学

してくるって先生が教えてくれた。

ミニマムも付いてこられるから、全く問題ないって)

 

A君B君は「中学は内容よりも量で指導してくるので

ある程度は仕方がない。

ここの段階で自己管理をしっかり身に着けないと厳しい。

プリント管理が出来ない奴は無理」ってことを率直に語ってくれた。

 

ああ、噂の26穴(けつ)ファイルはこういうことかぁ…。

(自分で穴あけパンチを使って、ファイルしていくのね)

            
                ↧ これな!

 




3から選抜クラスはあるし、皆勤賞、委員会、選抜クラスで

そのステイタスを誇るバッチもあるんだよね。

 

能力がある者は称える→誇りと自信を付けさせるっていう78年の

伝統があるんだと。小さい成功体験を植え付けたいって言うんだな。

 

まあ、青バッチ(選抜クラス様のバッチ)は購買で売ってるとか、

安値で売りに出されているとか

学校非公認情報もあるけど、まあ、こういう点は「昭和チック」かもね。




A君B君の話だと、高21月の志望校選択までに徹底的に考えさせて

くれる時間をくれるし、面談も豊富で、洗脳も一切ないって。

 

まずは進路が決まらないってことに気付くことが重要で

そこから、ヤバい!→決める→決まった→勉強する!

 

つまり、決まったらやるんで、効率が上がるって言うんだな。

 

B君はS谷先生から受験に対しては「自分がやるべき事を把握して、

それがどう繋がるかを考えろ。入ればゴールだと思うな!」って

言われたのが印象に残っているって話と

 

経営者のお父様に「誰かがやった後のことをやる人と、やっていないことを

やる人は違う。人のやっていないことをやれ!」って言われたことが

進路に影響しているって率直に教えてくれた。

 

なんでも彼の夢はお父様の会社を発展させることで、医学部に行った

同期やらと将来的には一緒に仕事をしていきたいんだと。

一生ものの仲間だからって。

 

A君にも夢があって、介護用の機械を作って、世の中の役に立ちたいって

抱負を語ってくれたんだよね(ビンゴ!の学部学科だわ~)。

 

きっと、この好青年たちも、たった6年前は子猿エリアで戯れていた生徒の

ひとりであっただろうに、何?この、社会に恩返しします!的な感じ。

 

先生方にこのマジックの秘密を聞いたら、ニコニコ笑いながら、

口々におっしゃる。

 

「その子の人生に良くなれと思って、応援してるだけ」

 

イソップの寓話とOBと

 

丁度、行かせて頂いた日は中3・高1対象の「自分の将来を考える」

企画の日で、社会人OB3名の講演が行われていた(保護者も参加可)。


                                                                                          ↑ OBさま講演
 

東大卒で大手船舶会社勤務(2006年入社)のOBの講演を拝聴していたが

面白かった。講演の要旨を大雑把だが抜粋してみよう。

 

「自分はずっと真ん中の成績だった。お陰様で浪人(笑)

でも、安心しろ!城北は浪人率5割だ!(ここで生徒のどよめき)

しかも、喜べ!河合塾は城北の看板のおかげで割引価格、年60万だ。

 

でも、いま振り返ると浪人も悪くない。

自分は浪人で人生の学習期のピークを迎え、全国で10番になって、

城北が東大20名になった年の20人目に滑り込んだ。

 

君たちに言いたいのは『選ぶって何?』ってことだ。

文理を選んでゴールじゃない。大学でゴールでもない。

 

自分の人生に於いて、やりがいと生計という面で仕事を

考えないといけない。

 

でも、今の君たちには難しい。よく分からないながら、

(とりあえず文理を)選ばないといけないからだ。

 

そのために、ちょっとだけ先の目標を考えろ。

青バッチを取りたいでもいい、高2でレギュラーになりたいでもいい

来月はこういうプレーをしたいでもいい、数週間後の目標を立てろ。

 

よく分からない選択をしていると思ったとしても、その瞬間の

ベストな選択をするしかない。

 

ベストトライの先が次のベストトライになる。人生はその繰り返しだ。

考えすぎず、行動しろ!

 

男はスロースターターだ。最初から優秀でもないし、そうある必要もない。

でも、これだけは言える。

自分の人生は自分しか責任が取れない。

 

だから、君たちに言う。

今は少しだけ先のベストトライに集中しろ!」

 

いや、このOBが、これ以外にもいい話を連発してくれるのよ。

仕事の苦労とか、大学で興味を持った「人類が絶滅するとしたらいつか?」

とかね、仕事先の韓国では上司がブルガリア人で同僚が

ラトビア人だったとかね(ラトビアってどこだよ!?)


 
     ↑ 都内なのに隣が大きな公園ってのもあって緑一杯!
 

豊富なOBって財産だよなぁってつくづく感じた。

贅沢だよね~、君たち。

先生が話して下さった中で良い例えだなぁって感心した話がこれだ。

 

イソップ寓話の「3人のレンガ職人の話」。

多分、みんな、知ってる話だけど

3人のレンガ職人に旅人が「オタク、何してますの?」って聞くんだな。

 

1番目のレンガ職人:「見りゃわかる、レンガ積み」特に目的なし

2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」

生活費を稼ぐのが目的

3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」

後世に残る事業に加わり、社会貢献することが目的

 

ってことなんだが、一般的には「目的意識がない人に意識を持たせる

ためにできること」みたいに使われる話なんだが

 

ここの先生はこう言ったんだよ。

 

「いつか、オマエたちも機械(AI)には出来ない、他人を幸福に

するような、幸せにかかわる仕事をしろ」って。

 

今、城北はICTに尽力中で、既にiPadプロ、アップルペンシル、

スマートキーボードなどは360セット完備で授業に積極的に使っている。

         ↑ i room っていう教室での授業風景

 

もちろん、豪州語学研修とか、国内留学と称する

イングリッシュシャワー3日間とか3か月のターム留学

(米・加・豪・NZの4か国)、ネイティブとのランチタイム

とかで、グローバル人材育成教育も熱心だ。

(このターム留学、すごいよね。行ける子、羨ましい)

 

4年前に国際教育委員会を旗揚げして、本当の意味での

グローバル人材を育成することにしたんだって。


      ↑ 英語の授業で洋書を読ませることも熱心です

 

「これからはサバイバル。強い若者を作る責務がある」って

力強く宣言してるんだよね。

 

一見、地味に見えるから、何もしてないように思っちゃうけど

実は細かく、やることやってるね~っていう進学校なんだな。

 

実際、進路相談室でもOBからの「秘密の伝言」みたいなものは豊富で

専任のスタッフがOBと現役生を繋げたりして、直接、助言をもらうって

ことも可能にしている。

 

このOB網が難関大学切符を勝ち得ていく強力な援軍であるのは

間違いないよね~。

 

男って生き物は生涯少年なんで

 

 ここ、笑えるんだけど、バレンタインがめちゃ盛り上がるらしい。

チョコが飛び交っている学校なんだって。

 

なんかね、クソ面白くない行事を邪魔してやれ!っていう

ささやかな世の中への反抗(チョコを買う女子からチョコを奪う)

ってことで、コンビニ中のチョコを買い占めて、

3年連続でクラスに配ったアホなヤツの話を教師が

「気持ちは解る!」と大笑いしている学校なんだが

 

ある若手の先生の

「自分はホールの手作りチョコケーキを(生徒から)貰いました」

って話に、ベテラン陣が嫉妬する、嫉妬するであたしゃ大笑いした。

 

どうでもいいことに対しては本当に大らか。

 

“男子校あるある”ってことなんだろうけど、先生に城北の意味を聞いたら

ちょっと変わったことを返されたから、書いとくね。

 

「ここはね、三分の一の生徒は共学校ではとてもやっていけない

野郎共なんですよ。多分、女の子がいたら、素を出せずに

引きこもってしまうような奴らです。

 

多分ね、女の子からはイケてない認定で『キモい』とか『オタク』とか

言われて、蔑まれるかもしれないような奴らです。

 

そういう奴らにもウチには居場所がある。

どころか、オタクは一目置かれる存在です。

 

アニメ、乃木坂46、電車、ゲーム、色んなオタクがいますけど

皆が『アイツのあの面はすごい!』って素直に認める土壌がある。

『アイツはあれに関してはピカ一だから!』って、そういう

互いにリスペクトし合える面があるんです。

 

そういう愛すべき奴らのためにもね、ウチは堂々とこれからも

しっかり立って行きますよ。

 

りんこさん、男って生涯、少年ですからね…。

バカでしょう?(笑)」

 

そして、先生は毎年、実施されるというこういう“高3あるある”を

教えてくれた。

「高3になると、いきなり坊主になって現れる奴が出てきますね。

これも毎年、いるんですけど、学校に数箱、段ボールを送って来る

生徒も出ます。

 

『学校の何処かで預かってくれませんか?』って言ってくる。

自宅にそれらがあると勉強の妨げになるからってことです。

 

つまり、自ら、退路を断つ!ってことなんですが、こういう子は

強いです。そんな奴が何人もいますから、教科の倉庫は大変です(笑)

 

え?中身は何かですか?

一応、生徒と中身を一緒に確認するんですが、

ゲームとか、漫画とか、エロ本ですね。

こないだは熟女系もありましたね(笑)

 

男って生き物はそんなもんです(大笑)

だから『男の子の育て方が分からない』って言うお母さんたちには

その不満と不安を解消すべく

『学校に任せてくれ』って言っています(笑)」

 

ホント、男って愛すべきバカなんだ!?って私、大笑いしちゃったよ。

 

最後に、この学校で「うすらおバカ」(←私が言ったんじゃなく、

その母が言ってますのよ)生活を謳歌している在校生の母からの

メッセージを記して、この探訪記を〆たい。

(この母、すっごい美人なんだよな。城北母も結構、美人率高くね~!?) 
 
 
 

「お力になれるかわかりませんが城北の魅力をばご案内致します。

 

校風としてはとっても豪華な公立w。

他の言い方をすると公立に毛が生えた私立。

高校になると多少は色気づきますが、板橋のチューボーの素朴なことと

言ったら都内随一と断言できます。

 

その素朴ボーイズを育てているんですから父兄も地に足が付いた

雰囲気の方が多く、エルメス率高すぎザマスミッション系とは

対極の存在かと思われます。

(りんこ注:文化祭では「親父の会」が4千食の焼きそば作ります~)

 

制服はそこらの買って校章つけといてね。

リュックも靴も派手じゃなきゃ何でもいいよと何もかもアバウト。

公立並みにお金がかかりません。この情報必要でしょうかw?

 



施設には水球の公式試合も開催されるプールもあり(↑ プール)

なんとたまに女子の水球部が遠征に来るので男子が

浮足立つこと間違いなし!

 

部活で最強なのは弓道部で、団体でも個人でも全国大会に

優勝する強豪です。

 

上下紫の勝負服がどちらかの組のような顧問先生のお人柄も素晴らしく、

城北の部活の中ではピカイチです。

 

都内でありながら広大なグラウンドを持ち無駄に部活の数も多いので

(自転車部や今話題のアメフト部もあります)運動部率が高いです。

 

有り余る体力を消耗させるにはうってつけ。

広いグラウンドで2000人の男子が土にまみれる体育祭は圧巻ですが、

母は泥汚れに泣かされています。

 
            ↑ 2千人の雄叫び
 

先生は最近若返りを図っているのか新しい先生が多いように思えます。

(りんこ注:なんでだか東大出身多し)

 

生徒との距離も近く、私が学校訪問に訪れた際は先生と生徒が

じゃれあっていながらきちんと挨拶もしてくださったのが印象的でした。

芝温泉ラブだったのですが、この瞬間でドローになったのです。

 

入学時から先生は学年ごとに持ち上がってしまい、あまり先生の情報量は

多く持っていないのですが知りうる中でも若手の推しメンとして

 

・生徒に情熱的に向き合い、その勢いが空回りしがちなK島先生(社会)

・企業に就職経験もあり、父兄さばきは天下一品。

バランス感覚のS木先生(英語)

 

・野球部顧問でとにかくお人柄が素晴らしく、指導も熱いが愛があり、

言う事に筋が通っていて反抗期の子供らを納得させる力があるS内先生。

 

K子先生。英語担当で東大卒でもあるが指導が素晴らしくわかりやすい。

高3生が受けたい英語ナンバーワン。

 

U田先生、こちらも東大経由学芸大卒の数学担当。

東大に入るもツマンネと言って学芸大に入りなおし教員へ。

ドラムスティックで黒板を指しながら授業をするのだけど 

生徒に問題をやらせている間も面白い話をするので
 辛いものがあるらしい。


ゲーム、漫画に造詣が深く、落語の勉強もしている。面白くない訳が無い。

 

このK子先生とU田先生の会話はハイブリッド過ぎて

誰も入って来られないらしいです。

 

・小ネタとしてE原先生は作家として何かの文学賞を受賞されたそうです。

 

これからは息子の話になるのですが、高校で当然の如く数学の単位を

落としました。補習受講の上、認定試験に受かれば

単位認定をされるのですが、

 

数学への苦手意識が強く、全く取り組もうとしない息子なので

補習ごときで認定試験が受かると思えず、

思い余ってどういった試験が出るか、数学の教科担任の先生に伺いました。

 

すると「生徒のレベルに合わせて補習の内容を組みます。

認定試験も受かるような試験を作りますので、この試験用に対策される

ことは無いですよ。私たちは生徒を卒業させたいと思ってやってますので

安心してください」と回答いただきました。

 

塾も行かない!当然自分で勉強もしないし、

高校出られなくても別にいいやとヤサグレる息子に途方に暮れていた身には

何よりの救いの言葉となり、電話を切った後に

この学校でよかったと号泣しました。

 

いかがでしょうか。城北愛が強くて大変長くなってしまいました。

 

神奈川の洗練された学校や実績うなぎのぼりの学校に比べると

アクが無いように感じられるかと思います。

この実直さ、どんなものでも受け入れるキャパの大きさこそ

城北の魅力だとも思えますので、是非、皆さんの目でジャッジしてください」

 

本当に男の子が男の子らしく暮らしている内に、勝手に男になって

出て行く学校。砂ぼこりで体操服が土色になっていく様が

青春だよなぁって、しみじみ、ここの母たちが羨ましくなった。

   

 
 
数字で見る城北学園

 

https://www.johoku.ac.jp/  城北学園HP

 

校訓   着実・勤勉・自主

 

教育目標・・・人間形成と大学進学

 

男子校 (創立78年目)

      

入学試験日 2/1(53) 2/2(56) 2/4(59) 

 ( )内 日能研偏差値

 

面接なし

 

週6日制  土曜講座 なし

 

アクセス JR・東武東上線・上板橋駅  徒歩10分

     東京メトロ有楽町線/副都心線・小竹向原駅 徒歩20分

     小茂根バス停・徒歩10

 

生徒総数 

中学833名(1学年40名前後×7クラス)

高校1133名(1学年40名前後 高1×7クラス&高入2クラス

2は文4クラス×理5クラス・高3は文5クラス×理5クラス) 

総数1966名

        

教員数 ⇒管理職、養護教諭、司書教諭を含む

専任89名(男性85名 女性 4名)

講師53名(男性38名 女性15名)

 

ネイティブ 6名(非常勤)5 専任 1

カウンセラー2名(非常勤)2

 

 

高校募集 あり (実入学者は85名前後、中入生とは別クラス、高2から合流)

特進(選抜)クラス  中3より1クラスを設置、

           高1は2クラス、高2は3クラス

 

 

学食 あり(中学生使用OK)、パン・お弁当の販売あり

 

購買 あり  文具、体育着の販売

 

携帯 許可制、原則持ち込み禁止

(校内で使用していた場合は預かって、保護者に連絡の上、

教員から保護者に直接返却する)

 

中学から他高校への進学者数(2018年4月)5名 

 

不登校(含気味)者数  

生徒相談室への登校 中高で6名(中学4名、高校2名)

 

大学進学者実績(卒業生の現役203名)2018年4月

 

大学進学203名  専門学校 1名 浪人154名   

 (現役進学率56.7%、浪人率43.3%)

 

大学受験校数平均 約6.8校 [文系8.7校、理系4.8校]

 

主な進学先(2018年3月卒業生358名、現役のみ)

(注)合格人数ではない実際の進学先

 

国公立大学

 東京大10  東工大14 一橋5  京大1
 

東北大5  北海道大2  横浜国立大4

 

福島県立医大2 信州大()1 新潟大()1 など

   


私立大学
 

慶應23 早稲田11  上智4 東京理科11

明治12 中央9  立教6

法政6  学習院2 ICU2  

順天堂()2  など

 

 

内 医学部医学科進学者55名 薬学進学者 32名、

  獣医学進学者10名  歯学進学者6名         

 

 推薦入学者

 

学校推薦 早稲田など←約91の指定校推薦の内、使用者は14名

 

 

AO&一般推薦の医学部

 東京医科大2 新潟大医学部1 福島県医大2 計5名

      

G-MARCH以上進学率(国公立大学と薬学部・医学部含む)

179名 ⇒ 在校生の50%であり現役進学者の88.2 % 

 

(以上、2018年3月)



 

コメント

  1. 素敵な学校ですねえ★学校訪問記、毎回楽しみにしています。
    うちは年子で今年は次男中学受験です。まじめな長男と比較してはいけないのでしょうが、カバンの中でプリントめちゃくちゃ、なぜかテキストもめちゃくちゃ、塾が無い日は遊びまくっていいものだと思っている次男です。
    私もパートの仕事がいまだ慣れずなかなか土日にリフレッシュできない日々が続いております。

    でも嬉しかったことがあり聞いてください。

    不器用マイペースで人間関係作りが慎重な長男、
    キラキラ男子とは遠く、小学校の先生にはいつも揉まれる体験が少ないのでは?などと言われることも多く、彼なりに私なりにやってきたのになと特に高学年になってからはへこむことが多かったです。

    しかし先日中1初めての面談ありました。
    担任の先生から「彼のペースや時々垣間見せるプライドが僕はすごく面白い」
    と言ってもらえました。こんな風に言ってもらえるんだと泣きそうになりました。数年間のもやもやが飛んで行ったし良いご縁に巡り合えたなって感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    長男の中学受験の6年冬くらいのしんどい時、りんこさんの言葉に出会って今もずっと支えられていますし、あたたかくありたいっていつも思わせてもらっています。ありがとうございます��

    誕生祭、さすがに去年は直前期で行けなかったです、今年はいつごろですかー?

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  2. コメント&嬉しいご報告をありがとうございます!
    城北、楽しんで頂けて何よりです

    ご長男さん、良かったですね!
    先生方から存在を認められて、更に愛されるっていうことは
    素晴らしい事だものね。
    同時にそれを感謝できるママは本当に良い母だと思います。
    自信持っていいにゃ♫

    私、何か言ったかな?って汗汗してますが、支えに少しでも
    なるのなら、ありがたいです。

    ご次男さんとご長男さんのタイプが違うって、いいですね!
    一粒で二度おいしい的な!?(違うって! 笑)

    まあ、プリントはアコーディオンみたいになって
    鞄の下で潰れているし、母が目にするのは、その行事なり
    提出日なりが終了した後ってのがデフォなんで
    「正しい男の子」なのね~と呆れながらも
    怒鳴りちらしてOK!とみました(笑)

    そんなんで堪えて直る類のものじゃないけど
    母のストレスは小出しに発散ね。
    貯めると、大災害になっちゃうから(笑)

    お仕事も昨日より今日、今日より明日、少しずつベテランになって
    いるわけだからさ、一気に先輩追い抜いても、あちらも
    面白くないから、ゆっくり行きましょ!

    誕生祭は1月終わりなので、もっと早い時期にやらないと
    皆さまの迷惑よね(笑)
    余力が残っていたら、頑張ってみるわん。その時はご参加を~~!!

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