日本の45歳以上の男性は時代のスピードに付いて行っていない説

 
NGT48の山口真帆さん暴行事件が問題になっている。


山口さんの話が事実だとするならば、
とんでもない話である。
 
全容解明が待たれるところであるが、ネットで
ジャーナリストの中野円佳氏がmi-mollet
(ミモレ)に投稿されていた記事を読んで
思い出したことがある。
  
 
まずは中野さんのコラム ↓
 
「松本人志氏のNGT山口さん事件への
発言は何がまずいのか」
 
 
(以下、引用)
 
今回、山口さんの件に対して、そうした運営側の
問題点を指摘されていたのが、NGTと運営会社が
同じAKBグループの指原莉乃さん。
 
さすがのコメント力で113日、フジテレビの
テレビ番組「ワイドナショー」で意見を述べて
いました(その後、事務所は正式に謝罪をしました)。
 
しかし、そこで、Twitterなどで共有されていた
動画を見て心底唖然としたのが、指原さんが真剣に
現状を分析し、訴えているときに、ダウンタウンの
松本人志氏が「そこは、お得意の、なんか、身体を
使ってなんかするとかさ」と発言していたことです。
 
(中略)
 
何が「やばい」かというと、(1)暴行事件という
極めて重いテーマについての話なのに、
おちょくることしか考えておらず問題を
矮小化させていること
 
(2)「体を使って」自体が十分セクハラ発言で、
さらに「お得意の」をつけていることで
 
指原さんに対する屈辱でしかないこと。
 
そして、(1)(2)を統合したここの文脈では、
(3)女性に対する暴行を防ぐための運営方法を
考えるべきという話をしているのに、
「体を使って」と言うのはむしろ二次的な暴行を
助長するような発言で意味不明、というか
問題の本質を全く理解していないどころか
二次被害の加害者的立場を公に表明して
しまっているところ。
 
(引用終わり)
 
私はリアルタイムでこの番組を視聴していたが
中野さんと全く同じことを感じていた。
 
私は日本の殿方、特に中高年層の幼稚化が
激しい、もしくは言葉を変えるならば
お勉強やらの知識は除くが、小学生の感性から
全く成長していない御仁が多いように
感じてしまうのだ。
 
要は、こと女性に対しては、どう振舞って
良いやらが分からないために
好きな子に対して、嫌がらせ行為をしてしまう
というようなことである。
 
どっかの次官のように記者に向かって
「おっぱい触らせて」系の発言を連発し
核心から逸らそうとするような類の話だ。
 
もし、記者の質問をはぐらかしたいので
あれば、もっとウィットに富んだ発言を
する方が断然スマートなのに、それが
しないというよりも出来ない。
 
松本人志さんのように言葉でご飯を食べ
ている人であっても、咄嗟に出てくる言葉が
これなのだ。
 
特に女性の真剣な話に対しては
「おちょくる」ことで「場が和む」と
勘違いしている。
 
どう振舞えば相手が心地良いのかの
教育を誰からも受けて来なかったことと
 
むしろ、それが正しい事なのだという
変な伝統がその上の世代からもたらされた
結果で、その教えに忠実だったとも言える。
 
更に、女性たちが「NO!」という力を
持っていなかったので
曖昧にごまかす、或いはやり過ごすことで
しか、社会でやっていけなかったから
女性が不快に感じていることなど
想像しなかったのだろう。
 
それで、思い出したのはこの話だ。
 
今から丁度30年前の話だ。
 
会社員であった私は結婚はしていたが
そのまま、働いていた。
その当時、結婚していたのに異常にモテた。
 
別に自慢じゃない。
寿退職が当たり前の職場で働いている
人妻はみんなそうだったのだ。
 
何故ならば「(既に結婚しているから)
『結婚して!』って言われないから、
遊ぶに丁度良い」ってことだろう。
 
まあ、そんなくだらない職場だった。
(もちろん、中にはリスペクトできる
人もいたことは付け加える)
 
そんな中、一流大学を出ていて、高身長。
とてもイケメン君が新人として入社してきた。
 
すると女に不自由はしないルックスだろうに、
やがて彼は私に毎朝「おはよう」の
代わりにこう言うようになったのだ。
 
「昨晩はやったんですか?」
「燃えましたか?」
「顔にやった!って書いてありますよ」
 
今なら、一発退場だが、当時は生保の外回りの
オバサンがヌード卓上カレンダーを配って
歩いている時代。
 
先輩方を真似て、これを言う事が
私へのコミュニケーションだと勘違いしたのだ。
 
当時はそんな被害を訴えようものなら
「セクハラ(そんな言葉もなかったが)を
華麗にいなすのも女性社員の仕事!」と
同じ女性であるはずの先輩社員に諭されるのが
オチだった。
 
慣れとは恐ろしいもので、男という者は
仕事以外ではコミュ力が異常に低くなることを
当然のように思っていたのだ。
 
なので、ごく稀に仕事の話以外でも紳士を
貫く御仁は女性社員からとても人気があった。
 
あれから30年経った。
 
日本の男は変わっただろうか?
 
確かに今、職場でこういうことを言った瞬間に
会社員生活の出世街道は暗雲立ち込めるに
なるだろうから、表立ってはこうはならないに
しても、芯の部分ではどうだろう?
 
職場で指原さんのように真剣に問題点を
論じる女性がいたとして
 
松本氏のように「ウケを狙いたい」一心で
下世話に茶化すことはないだろうか。
 
やはり私は若い内に男女ともに
人はどうすれば傷付き、どうすれば喜ぶ生き物
なのかを学ぶ必要があると思っている。
 
もし、その場を和ませたい、或いはもっと
親しくなりたいという心理が働くならば
 
どういうユーモアで返すのがいいのかという
コミュニケーション講座を折々に受講する
方が、結果、その人の人徳に繋がる気がする。
 
アラフィフ以上は恐らく、脳みそが固まっている
 
ので価値観は変えられないだろうから諦める。
 
しかし、まずは男の子を持つ母が
「これはダメ!」「これは最高!」という
基準を教えてあげることが近道かなぁって思う。
 
NGTの問題も相当酷いが、その派生した部分でも
相当、残念な話だなぁと思っている。
 
 



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