本日付け朝日新聞ご覧の皆様へ


成年後見人制度って・・・

 

本日(27日付)朝日新聞朝刊総合面

(5ページ)に恥ずかしながら

鳥居りんこが登場です。


 

「教えて!成年後見制度」というシリーズ

なのですが、ここで体験談を語らせて

頂いている次第です。

 

偉そうにすみませんです<m(__)m>

 

「親の介護をはじめたら、お金の話で

泣き見てばかり」(ダイヤモンド社)でも

綴らせて頂いたように
 
 




 

親の金は死んだら→口座凍結ではなく

ボケたら→口座凍結です。

 

銀行口座だけではなく、すべての財産が

そうなります。

 

つまり、不動産の売買もできません。

 

家を売った金で老人ホームに行かせよう

という話も、ボケたら凍結。

 

親が死ぬまでは事実上、動かせないのです。

 

「親が生きてるんだから、本人が

生きてるって証明できれば、なんとでも

なんじゃね?」って甘く考えていた私。

 

「なわけないでしょう?常識です!」と

簡単に識者に言われ、脳天チョップでした。

 

成年後見も実はかなり使い勝手の悪い

もので、1円単位で裁判所に家計簿を

提出しないといけないこともさることながら

 

裁判所はこう抜かしやがりました。

 

「この制度は認知が進んでしまった方の

財産をお守りする制度であって、

ご家族が良い思いをするためのものでは

ございません」と。

 

つまりですね、積極的な運用はもう不可能

ってことになります。

不動産とか、株の売買の話もそうですが

もっと、生活感のある話もそうなります。

 

ボケたと認定されているわけですから

「あら、孫が中学生になるんなら

私が出すから、みんなでお祝いの食事会!」

なんてことも、婆さんの財布からは

出せなくなるんですね。


※追記※
Facebookの方に親切な弁護士さんがコメントを下さり
その方によると 「ご本人のお金の使い方を維持しようと
するので、お孫さんへのお祝いも出たりします」とのことです。

りんこの私見ですが、後見人さんの考え方によっても
なんだか色々で、私から見ると、すごいグレーゾーンな
ことが一杯あるんじゃないか?って思っちゃうのです。

このあたりも、また取材して、皆さんにお伝え出来たら
いいなって思いますが、現時点では

高齢なご親族がおられる場合、認知症になる前に
できればご本人、そうでなければキーパーソンが
色々と制度を調べて、そのご家庭に合った方法を
検討していくしかないのかな?って思っております。

言えるのは、すっごく難しいです。
何故なら、ご本人様が決められればいいのですが
ご本人様の金じゃないから、余計に難しい。

これは、延命と同じことだよなぁって思っています。

※追記終わり※ 

 

ボケてる人って、見たことあると思いますが

すべて忘れてるわけじゃないんですよ。

 

難しい事がめんどくさくなってしまい

その部分を忘れていくっていうんですかね?

 

普通にしゃべれますし、普通に食べます。

でも、会話が「あれ?」っていう感じ、

わかります?

 

こういう場合に「いやいや、成年後見人云々」

の話は通じないので、

 

「分かったよ!お母さん、孫へのお祝い金は

渡しとくね!」って言って、我が子には

自腹を切る、或いは「もらってないけど

おばあちゃんの気持ちに御礼を言いなさい」

みたいになるんですよね~。

 

これは、例え話の一例ですが

成年後見が決まったにしても、家族間は

平和じゃなくなるよなって感じております。

 

(認知症が相当進めば、つまり寝たきり状態

などに移行すれば、あーだこーだは

言われませんけど、その間、やっぱり長いです)

 

しかもです、成年後見人は裁判所が認定。

家族がなる確率の方が低いです。

 

つまり、他人様に成年後見人としての

“ご報酬”が月々、必要となるわけですね。

 

平均、月5万とか言われてますけど

出せね!っつーの。

(りんこ調べでは2万から6万が相場です。

財産額によって違ってきますので

先ほどの弁護士さんによると、

数千万単位の資産でなければ、1万から2万

とのことで、「無報酬事案」という家裁依頼も

あるそうです。この弁護士さんは

ご親族間での後見人が多いと教えて下さいましたが

取材の過程では、ケースバイケースだなって

思う次第です。

家裁案件は既に親族間で揉めてるからかも

しれません)


 



本人の財産を生きている内に本人のために

自由に使えないっておかしいと

思うんですよ。

 

本人が死んだら、ようやく、ご遺族が遺産分割

協議をして、好きに使えるって、これ何?

 

私は個人的には、相続の可能性がある親族が

がん首揃えて金融機関に行けば、本人の口座が

自由に使えるようにしてもらいたかったわって

思っておりますが、これも中々ね。

 

「親族は今、アフリカです。帰国は3年後」

とか普通にありますから、もう、無理ぽ~~。

 

成年後見云々もありますけど

判断力が極端に衰えた時に、どうするのかを

あらかじめ考えないといけないですよね。

 

つまりね~、生きてきたように死ぬっていう

感じですかね?

人間、老人で死ぬときは、最後、誰を

信じるのか?って話になります。

実子なのか、嫁なのか、他人という専門家

なのか・・・。

 

疑心暗鬼な人は本当に夜も眠れない状態に

追い込まれていくのは仕方ないですよね。

 

自分のお金なのに、事実上、自分の物では

なくなるってことですから

 

お年寄りが「私の金がなくなった!」と

騒ぐのは無理からぬことかなぁって

そう感じます。

 

この制度を簡単に説明するのは

すごく難しいのですが

(制度は簡単なんですよ、でも

予想されるアレコレを個人の事情に

則した形で説明してくれる人が

近くに居ればいいですけどね)

 

一方で、最近、始まった「家族信託」

これもね、相当、勉強してからでないと

銀行の新しい“鴨”ちゃんになりかねない。

 

結局、私はこう思いました。

 

子どもは丈夫な子をひとりだけ。

その子に法律にも精通している

公認会計士とか税理士になって頂く。

しかも、その子は“老人ホーム”系に

強いツールを持っている。

 

一人っ子なので、あれこれ比べるまでもなく

この子に頼らざるを得ない。

もう、嫁やら婿がいると話がややこしく

なるだけなので、自分が存命中は

その子には独身を通してもらう。

 

もし、自分をぞんざいに扱ったとしても

その時は仕方ないと腹をくくる。

 

ってこういうのはどうでしょう?

 

と、私は結構真面目に、最近知り合った

資産家の未亡人お婆様に言ってみたら

それも中々、大変そうでした”(-“”-)”

この話は、またいつか。

 

まあ、そんなこんなで、朝日新聞さん

ありがとうございます<m(__)m>

 

私は、なるべく簡単に平易な言葉で

私クラスのアホでも分かるように

マスコミさんには伝えて頂きたいという

願い1本でお引き受けしたインタビュー。

 

皆様の頭の隅に豆知識として残ると

嬉しいです。

10回連載らしいので、朝日新聞読者は

チェックして、勉強してみて下さい。

 

それにしても、鳥居りんこ(57)って

書いてあります。

事実なんですけど、こう客観的に見ると

アタシがボケを心配する年齢に

近付いておるではないですかーーー!!

 

やっばい、完全、親の事ではなくなって

きている・・・。

 

「老い」って、ある日突然、老いるのではなく

徐々に老いるんだなぁって我が身を通して

実感中なりです。

 

あ~、画面、見辛っ(´▽`*)

笑うしかない・・・。

 

 

コメント

  1. 私の母はどうして頭がしっかりしているのか。私がロールキャベツを作ると言うと、「あなたはキャベツを破ってしまうから、流水にあてながらはがすと、破れないのよ」と言い、今軽い肺炎を起こしているんだけど、病院から電話があって、びくびくしながら電話をとると、「お母様が、尿とりパットがなくなったというのは、ティッシュの間違いだったとおっしゃってます」と看護師さん。苦しいんだから細かいこと気にしないでいいんだよ。
    週間東洋経済の病院特集を読むと、私の住む市は医師と病院が過剰な市になってました。

    それで私の老後ですが、看護師夫婦の三女が関西から帰ってくるのが大きい。しかも回復期リハビリテ-ション病棟に勤めます。
    私の団地には総合病院の建築が決定して、3階には介護施設もあるとか。それを聞いて、二女がいずれ我が家の近所に家を建てることに決めました。小児科は既にあるの。

    子どもに老後を頼むからには、その前に子育てに十分尽くさねばならぬ。孫の送迎にご飯を食べさせ、老いてる暇ないわ!?

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    1. さすが、はーこちゃん、抜かりない!(笑)
      準備万端ですね!
      こういう母なら、子どもも手助けしたいでしょうし
      いいこと尽くめですね。

      それに引き換え、この私・・・。
      明日の事どころか、今日を回すのに精一杯な
      体たらくで、つくづく情けない限りですぅ(泣)

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