何故、大学生が騙されるのか?


 

プレジデントオンライン鳥居りんこコラム

本日、アップ作品です。

 

タイトルは「“USB 1本”を49万円で買った

大学生の後悔」。

 


↑ プレジデントオンライン本体

 


Yahoo!ヘッドラインニュース版

(同じものですが、ヤフーはコメント機能付き)

 

プレジデント、Yahoo!ランキング共に1位で

ありがたいことです。

順位に喜ぶというよりも、啓蒙したい一心

なんです。

 

これね、3月末の鳥居りんこ主催の

「ネットリテラシー講演」に参加してくださった

方は詐欺被害に合われた息子さんを持つ母から

直接のレクチャーを受けられたので、衝撃を

持って受け止められたと思うのです。

 

この母に私が「もっと広めたい!」ってお願い

したんです。

 

あの会場は40名限定だったから、もっと広く

大学生、または高校生の子を持つ母に教えて

おかないといけない!って。

 

そう思ってお願いしたら、とにかくお人柄が

良い方なのでご快諾くださったという次第で

本日、アップにこぎつけたというわけです。

 

これね、騙される方が悪い!どんだけ情報弱者

なんだよ!?ってご意見あるかと思うんですよ。

 

でもね、このマルチって、誘ってくる人間は

必ずと言っていいほど、友人か知人です。

 

そこらへんの通りすがりの人じゃないって

ところが、お金よりもダメージきます。

 

信頼とまでは言わないけど、普通に

付き合っている人が自分を金儲けの「駒」

としか考えていなかったという“事実”がね

メンタル病むほど、人間不信になりますね。

 

選挙のたびに「元気?お願いがあって」と

電話をしてくる「友人」とかね。

選挙以外で連絡してきてよって思いますよね、

 

私は集票マシーンの1票でしかないのか…

みたいな軽い絶望感ですよね

 

選挙ですら、そうなんですから

実際に「友人に騙された」という気持ちは

本当にわが身を切り刻んじゃう。

お金の額ではないですよね。

 

だからこそ、罪が重いんです。

 

これの続きを皆さんに少し解説したいと

思います。

 

ネズミ講は違法です。商品がないものを

売りつける行為は違法。

 

でも、マルチは合法です。

 

商品を売っている、つまり現物があるので

それに対して、対価を払うということだと

理解したのですが

(違ってたら、ダメ出ししてください)

 

この「USB詐欺」を含め、ほぼ全ての「詐欺」は

グレーゾーンで警察は手を出せません。

 

出来ることと言えば、警察が情報を集めて

警戒を強める程度のことしかできず

たとえ立件できたとしても、業者に数か月の

業務停止命令を都道府県が出す程度なので

再び、会社を作って、同じことをやることも

可能なわけです。

 

警察が欲しいのは、どこが現場なのか?という

情報だったりします。

被害は渋谷・新宿・池袋のカフェに

集中しています。

 

しかし、重ねて言いますが、今現在

「合法」です。

 

立法府は是正するべきだと思います。

 

今現在、警察は「情報を集めるだけ」

そして、お金は戻ってはこないことが

殆どです。

 

仮に弁護士を付けて裁判するとしたら

USB代の49万以上の費用がかかり

その期間も少なく見積もっても数ケ月は

かかるでしょう。

 

それでも、消費者センター、警察には

早い時期に連絡を入れて下さい。

望みがないわけでもないからです。

 

しかし、病気と同じで、り患して治療するよりも

予防を徹底する方が数万倍良いわけです。

 

私たちは我が子に「人には親切にしなさい。

友だちは大事にしなさい」と教育してきました。

 

そうやって「外に出しても恥ずかしくない子」を

懸命に育てているわけですが

 

ヨガで「信じるな、疑うな、確かめよ」という

言葉がありますが

 

「友だちが言ってるから」

「この道の権威と言われてる人が言ってるから」

「ネットにそう書いてあった」

「テレビがそう言った」

 

という「他力本願」教育をやめないといけない

ってことだと思います。

 

「先生が言うから無条件に従いなさい」

 

というようなことを含め

 

“無条件”ではなく、自分の頭で考える

考えられない時は一旦、頭を冷やすってことで

“条件付き”決断を促す方向にシフトしないと

 

情報過多になり過ぎている時代には

この“USB詐欺”のような事案がもっと巧妙に

仕掛けられてくると思います。

 

ネットリテラシーの専門家が言ってましたが

「結局、環境を選ぶことでしか解決しない」

 

自分の意思で友人を選び、環境を選び、

時には「NO !」を言うことは正しいことだと

教えろってことだったと思います。

 

“迎合”と“自己主張”

どちらか一方ではなく、バランスの取れた

コミュニケーションを高めていく能力が必須

なんだと感じております。

 

ご意見、お寄せくださいますと嬉しいです。
 




コメント

  1. もう15年くらい前から、こういう手口ありますね。扱う商材は流行に乗っているけど。
    契約書を渡さなかったり、録音したり、いろいろ手がこんできましたね。
    でもちょっと待って!契約書面を渡していなければ、書面不交付でクーリングオフできるはずですよ。
    その他これだけ精密に手口を再現できるなら、戦う方法はあるかもしれません。
    だから、おかしいと思ったら、すぐ消費者センターに電話ね。相手が雲隠れしてなければ、何とかなるかもしれないから。
    早ければ早いほどいいの。

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    1. はーこちゃん、コメ、ありがとうございます。
      昔から、マルチはありますよね~。
      人は引っかかる方が悪いと言うかもしれませんが
      私はそれは酷だと思うんですよね。

      声をかけてきたのは「友人」ですものね。
      まさか、自分を売ろうとして近寄って来たとは
      思わないですし、それに気付いたからこそ
      優しい子は相手ではなく、自分を傷付ける
      ことで、バランスを取ろうとするんだと
      考えるわけです。いじめに似た構図かも
      しれません。

      マルチはグレーゾーンも含めて巧妙で
      合法。警察は無力です。
      とても素人が太刀打ちできる相手では
      ないっていうのが取材の実感です。
      何とか、なりません。

      だからこそ、啓蒙しかないと思い
      無理を言って、被害者のご家庭に
      ご協力を頂いた次第です。


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  2. 「環境を選ぶことでしか解決しない」ってちょっと悲しい気もするけど、50年生きてくると、ほんとそれだよなーと思います。いろいろ図々しくなったおばちゃんでさえ、「付き合いが短いけど人が良い人」からの怪しい子育てサークルのお誘いを断るのには気力を使ったから、経験が少ない若者なら尚更ですよね。

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    1. 私は過去、散々、詐欺られてる鴨なんで若者のことは
      全く言えないっす。
      タッパも鍋も洗剤も補正下着も化粧品も
      めちゃあります(泣)

      人には売りつける気は全くなかったですから、
      ただお客さんで買ってただけですが
      それがマルチだって知って驚いたことがあります。

      主婦の周りってマルチだらけなんだ!?って
      びっくりしたことを覚えております。

      なんでしょうね、人恋しかったのかな。
      狭い部屋で幼児と24時間一緒の生活は
      なんでもいいから大人と話したかったんですよね。

      大学生はどういう気持ちなのかなぁって
      想像しています。

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