うどんこ先生ガンガン日誌 第24話 お腹にお絵かき


 
りんこです。
 
皆様に大好評の「うどんこ先生ガンガン日誌」
 
今回は手術直前に何が行われているのか
 
というお話です。
 
実際に大腸がんの術前には何をするのかを
 
知っている方は少ないと思います。
 
そういう意味でも、私などは単純に
 
「ああ、そうなのか!?」と勉強になります。
 
 
折しも、りんこは一昨日「尻からホース」を
 
入れての健康診断。
 
もう、これ、めっちゃ嫌なんですが
 
たかだか「検査」でこんなんですから
 
実際に手術となると、もうね、想像するに
 
とても耐えられないだろうなぁって・・・。
 
(しかも、下剤のために、キレッキレの
 
キレ痔になってしも~て、私…"(-""-)")
 
 
そんな自分からみると、うどんこ先生は
 
どんな時もユーモアを持って、ある意味
 
「面白がって」、すべてを受け止められる
 
ので、やっぱりすっごく尊敬しています。
 
(これはガンだけではなくて、生徒さんへも
 
そうですし、保護者さんにもそうですし
 
人生にも、あらゆるシーンでなんです。
 
受け入れるキャパがすごく
 
大きいんですよね。
 
これはお人柄ですよね~)
 
 
ってことで、先生はお元気です。
 
りんこのアップが遅いので、回想録みたいに
 
なっておりますが、先生ファンの皆様
 
お楽しみいただけると嬉しいです。
 
☆☆☆


 
 

24話 お腹にお絵かき



手術前日の夜、お腹を減らしてベットの上で

グデグデしていた時だった。


 

看護主任のミーちゃんが部屋にやってきた。

 

「うどんこさぁん、手術前の準備があるけぇ

処置室まできてちょうだいね」

 

お腹がすいているから嫌だとも言えず

渋々とついていくことにした。

 

「先生から聞いていると思うんけど、

これから設計図を書くから、お腹だしい!」

 

「えつ。何の設計図を書くの?」

 

と聞き返してみると

 

「ストーマ(人工肛門)の設計図よ。

先生に聞いてないけぇ?」

 

頭の中には“不安”の二文字がゆらゆらと

動き回りだした。

 

後でわかったことだが、手術をする前には

全員がこの儀式をすることになったそうだ。

 

手術中、ストーマを作らざるを得なくなった時

作る場所を事前に決めておかないと、不便な

日常生活を送ることになった事例があったそうだ。

 

そのためにも、手術の前日に設計図を書くように

なったということだ。(納得)

 

 

「さぁ、つべこべ言わんで、さっさと

お腹を出して横になって!」

 

主任のミーちゃんは油性ペンを持ち

慣れた手つきで線をひきだした。

 

おへそを中心にアルファベットのHを書いた。

定規で長さを測りながら、穴を開ける場所を

決めて、そこをグルグルと塗りつぶしていった。

 

「よしっ!でけたわ。うふっ♡

ん~まぁ、イイ感じでないけぇ~」

 

鏡で、できた作品を見ると、そこには可愛らしい

ウーパールーパーの顔があった。

 

その後もミーちゃんは、お国訛りが入った話し方で

いろんなことを話してくれた。

 

手術前日でガチガチに固くなっている病人の

緊張を、方言で笑わせながら、

少しでもほぐしてあげよう、という気持ちが

痛いように感じられたひと時であった。

 

ありがとう。ミーちゃん。

明日、頑張ってくるからね。

 

 

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