最近あった、ちょっと嬉しかった話



 

人生というのは、ほとんどすべてのことで

思い通りにはいかないということを痛感する

ものなんだとは思います。

 

一生懸命やってるつもりだけど、うまくいかない

とか、なんでこんな目に合うかなぁ?とか

そんな繰り返しだと達観したりもするんですよ。

 

でも、そんな日々の中で、時々ではあるんですが

「ご褒美」的なね、そんな嬉しいことがあったり

するから、もう少しだけ頑張ってみようかな?

って前を見ようとする気持になるってもんですよね。

 

ちょっと前なんですけど、ある講演会の席上。

私はいつも講演終了後、ご来場者の方々とちょっと

だけ立ち話をしたりするんです。

 

皆さん、込み入った内容なので、お待たせする

場合もあるんですが、その列の中の最後尾に

どう見ても20代前半、もしかしたら10代?

なのかな?って女の子がいらして

ずっと待っててくださったんですね。

 

話をすると彼女がこう言ってくれたので

私は新鮮な思いで、ええーー!?って
 
驚いたんです。

 

「自分が小学生だった頃『偏差値30~』のりんこ

さんの本を読んで、以来、日能研の先生になり

たくて、それで、この春、無事になれたんで

今日は報告したくて、ここまで来ました」って。

 

私は決して、お子さんに向けて書いたわけでは

ないので、子どもがリアルタイムの受験生の時代に

読むんだ!?っていうことに、まず驚き

しかも、それで(まあ、もちろん、それだけでは

ないでしょうが)自身の進路を決めたと言われて

心の底から驚きました。

 

彼女ならば、きっと良い先生になるだろうなぁって

思ったんですが、同時に私もね、なんか救われた

ように思ったんですよね。

 

本当に小さなことだし、世の中の役に立ってるかも

わかんないことでも、ただ長く続けているだけで

折れずにきたってことだけしかないですが、

それでもこういう奇跡みたいなことが

あるんだな…って。

 

なんかね、未来に繋がっていくような気が

したんですよね、単純に。

 

私の中学受験は子育て人生の中では一瞬の出来事

ですけど、こうやって、22歳のお嬢さんが

12歳の時に読んでくださり、そして、またその

経験を今の12歳に伝えてくれるんだなぁって

いうのは、大げさに言えば、命の襷みたいな

気持ちになったんですよね。

 

もしかしたら、無駄ではなかった?

こんな自分でも誰かの役に立てた?

って感じですかね。

 

もうひとつは、最近、ある協会に電話をして、

退会を申し出たことがあるんです。

それは、亡くなった母が入っていたので

もう必要がなくて、それで退会しました。

 

その事務局の方、もちろん、全く知らない人

ですけど、その方と話していて

 

「もしかして、鳥居さん、受験の本を

書いている鳥居さんですか?」って言われて

 

「実は、本当にバイブルとしてすがっていた

ことがあって、子どもはもう大きくなりましたが

本当にありがたかったんです」

 

って、おっしゃって頂けたんですよね。

 

バイブルなんて、おこがましいどころの話じゃ

ないですけど、でもね~、そっか読んでくださって

何か、ひとつだけでもいいから、それで

救われたって言ってもらえたのは、本当に

ありがたいなぁって、私の方が感謝ですよね。

 

時々「ありがとう」と言われることがあります。

 

著者としては本当に物書き冥利に尽きるお言葉で

 

エディター陣からのダメ出しの嵐であったり

ネットでのバッシングなんかもあり

 

「あー。もう何やってんだか!?」みたいに思う

ことも沢山、あるんですが、こういうことが

本当に時たまですけど、あるだけで

少し、元気になりますよね。

 

私、もう少し、精度を上げて、「読んでよかったな」

っていうような気持になっていただけるコラム

だったり、書籍を書こうって思いました。

 

すぐに忘れちゃうので、自分の忘備録として

書きました。

 

皆さんにも、小さな嬉しい言葉のプレゼントが

ありますように。


 

コメント

  1. 大げさじゃなくて、りんこさんのブログ・著書のおかげで死者が減ってんです! 「主婦、受験生を刺す」とか「受験生母、自殺か・・」という新聞の見出しが、りんこさんのおかげで無いんです。りんこさんが共感してくれたから、ダメ母の私はまだ頑張れているんです。今ではりんこさんの名前をいうだけで、あとちょっとだけ頑張ろうというきになります。 そんな人がたくさんいます。

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    1. まきみきママちゃん、嬉しいお言葉、ありがとうございます!
      いやいや、それは買いかぶり過ぎですが、でもありがとね。

      まきみきママちゃんも、いつも応援してくださり
      ありがたく思っています。
      ホントに、まきみきママちゃん、良いママだもんね!!

      ここからは皆さんに。

      なんかさ、この国はすっごく生きづらくて、ゆえに
      子育てもしずらくて、母たちはそれでも、自分が産み落と
      した責任というものを重く感じているので、頑張ろうって
      子育てを最大限、やってると思うんですよ。

      でもね、ちょっとしたことでも、例えば、赤ちゃんが
      泣いちゃうとか、そういう当たり前のことでも
      「母親が悪い!」になりがち。

      40にも50にもなったいい大人なのに、親が責任持て!
      みたいなプレッシャーを平気でかけ続ける国でね
      私たちは本当に頑張ってると思います。

      子育ては本当に大変で、やっちゃいけないこと
      言っちゃけないこと、沢山、やらかすから
      それで、また一層凹んじゃう母も多いですよね。

      傷の舐め合いと言われたら、それまでだけど
      でもね~、私はそれでいいと思っているのです。

      色んな醜い自分も晒して、ぶつけていくのが
      子育てなんですよね、きっと。
      だからね、今、本当にしんどいと思っている
      母がもし、どこかにいたらね、そのしんどさ含めての
      楽しさ、喜びが沢山あるってことを、心のどこかで
      思っていてくださいね。
      それもこれも込み込みでの母としての「ああ、頑張った」
      っていう思いにつながるからね。
      絶対、無駄じゃないですよ~。

      基本、みんな、良いお母さんです。
      これまで20年、色んな母たちの相談に一緒に
      悩んできたけど、全員、いいお母さん。

      悩むってことは、その証拠なんですよ。
      自信もって、今日も怒鳴りましょう(笑)

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